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イケメン美肌Dr.が教える!今すぐ始めるべき3つのエイジングケア

アラサーになるにつれて、お肌の変化に気づきはじめている人も多いのでは。今から手軽に始められるアンチエイジングについて、テレビなどでも活躍中の東京警察病院形成外科の澤田彰史先生に話を聞いてみた。

1.「ケミカルピーリング」で肌の代謝を上げるべし!

「まずは『ケミカルピーリング』をしましょう」と澤田先生。

「ケミカルピーリングとは、皮膚に弱酸を塗ることで、古い角質を落としていく美容法です。僕も3~5日に一回、シャワーを浴びるついでにピーリングしています!」とのこと。なるほど、確かに先生の肌はとてもキレイで説得力が!

「ケミカルピーリングによって古い角質が溶けて落ちると、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が進みます。下から新しい細胞が再生されてくるので、肌がキレイに生まれ変わるわけです。酸性の温泉に入ったら肌がツルツルになりますよね。あれも基本的に同じメカニズムなんです。

ケミカルピーリングは、5,6年前まではクリニックに行って受けるものでしたが、現在は色んなメーカーから家庭用のピーリング剤が発売されています。クリニックで受けるとコストが高くつくので、重症のニキビ治療目的ではなくて、アンチエイジングが目的であれば、家庭用のものでも十分効果はあります。

選び方としては、フルーツ酸を使っているものがおすすめです。フルーツ酸はコラーゲンを増やす効果もあることがわかっています。ただ、頻繁にピーリングをしすぎると肌がカサカサしたり、赤みが出ることがありますので、自分の肌のコンディションをみながら一週間に1~2回を目安にしましょう。」

2. 抗酸化物質で「体のサビつき」をストップ!

続いて、体のサビ対策も大事だと語る澤田先生。

「皮膚が紫外線にあたると、活性酸素が発生します。これは肌にとっては毒。活性酸素で肌がどんどんサビつき老化が進行します。実はニキビも活性酸素が原因です。 このサビつきを抑えるのが『抗酸化物質』です。野菜や果物から摂取することができます。食物繊維には抗酸化作用があるので、ゴボウ、バナナなど、食物繊維が豊富な食品を摂るようにしましょう。また、オリーブオイルやカカオパウダーにも抗酸化作用がありますよ。 日々の生活で意識して摂るようにしてくださいね!」

3. 肌にはビタミンCではなく「ビタミンC誘導体」を塗るべし!

「先ほどサビつきの話をしましたが、ビタミンCは抗酸化物質の代表選手です」と澤田先生。それでは肌に直接ビタミンCを塗れば最大の効果が得られるのでしょうか。

「いいえ。ビタミンCは直接顔に塗っても効果がありません。ビタミンCは肌に浸透していかないのです。

そのため、ビタミンCそのものではなく、『ビタミンC誘導体』を肌に塗りましょう。『ビタミンC誘導体』は肌に直接浸透していき、皮膚の中でビタミンCに変わる物質のことです。これが肌のサビつきを抑えてくれるのです。

ビタミンC誘導体は肌の中まで入るのがいいところ。コラーゲンやヒアルロン酸は皮膚には浸透しません。コラーゲンやヒアルロン酸も、肌の外側は潤うので悪いことはないんですけどね。

ただ、ビタミンC誘導体は原料が高くつくので、リーズナブルな化粧品には入っていません。これらはドクターズコスメとして売られているのが一般的です。

以前は美容クリニックでしか買えず、値段も高価でしたが、家庭用ケミカルピーリング剤と同じように、最近は専門医とコラボレートしたメーカーなどからネットで気軽に購入できるようになりましたね。

デリケートな成分なので、冷蔵庫で保管したり、2~3か月で使い切る必要があります。少々値段は高めですが、効果はてきめんで、僕自身も数年前から『ARGON』というメーカーのものをずっと使用しています」とのこと。

以上、アラサーが始めるべき3つのアンチエイジング「ケミカルピーリング」「抗酸化物質」「ビタミンC誘導体」。10年後も彼がりうっとりする肌でいられるように、今から始めましょう!

取材協力:
澤田彰史(さわだ・あきふみ)
日本抗加齢(アンチエイジング)医学会専門医、東京警察病院医師。同院以外でも、美容外科・レーザー治療から、やけど、ニキビ治療、皮膚腫瘍手術、寝たきり老人の訪問診療に至るまで幅広く医療に従事。テレビ「世界一受けたい授業!」をはじめ、新聞、雑誌など各メディアで活躍中。 新著「ぐ~たらな私のはじめてのアンチエイジング」(総合法令出版・刊)も好評発売中。
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