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食生活で気軽にアンチエイジング!「サビない体」の作り方

食生活で若返る「サビない体」の作り方

体がサビるってどういうことでしょうか?

呼吸をすると酸素を取り込み、その一部が活性酸素になります。本来活性酸素は病原菌をやっつけたり、殺菌の役割をしています。

増えすぎた活性酸素は体の中で作られる酵素、SOD(スーパーオキシドディムスターゼ)等で無害化されますが、増えすぎると体の中で処理しきれずに、まわりの細胞を攻撃します。これが体の中をサビさせてしまいます。つまり老化です。

その活性酸素をやっつけるのが抗酸化物質です。抗酸化物質は野菜や果物の色や匂い、苦味などに含まれる野菜自身が紫外線や害虫から身を守る成分であるフィトケミカル、抗酸化ビタミン、抗酸化ミネラルがあります。どんな食品を食生活に取り入れていけば良いのでしょう。

サビない体のための「野菜と果物からのフィトケミカル」

緑色はクロロフィルを、おくらのようなねばねばにはムチン、ペクチンが含まれています。赤いピーマンにはカプサイン、スイカやトマトはリコピン、紫のブドウや茄子にはアントシアニン、お茶にはフラボノール、ごまのセサミン、ごぼうやじゃがいもにはクロロゲン、トウモロコシなどの黄色にはルテイン、たまねぎなどはフラボノイド、にんじんにはプロビタミンAやゼアチサンチンなどのフィトケミカルが含まれています。

このほかにも1万種類以上のフィトケミカルがあり、強い抗酸化作用があります。上手にとるこつはカラフルな色の野菜を毎日順番に食べること、生野菜だけでなく加熱するとたくさん食べられます。

サビない体のための「抗酸化ビタミンA・C・E」

ビタミンAはレバー類、うなぎ、にんじんやブロッコリー、ほうれん草、ニラ、オクラなど。ビタミンCは赤や黄色などのパプリカ、みかん、いちご、アセロラ等です。野菜をたくさん食べていると不足することはありません。

ビタミンEはかぼちゃ、鮭、アーモンド、クルミ、ピーナッツなどのナッツ類です。ナッツを選ぶこつは油で揚げていない、塩を使っていないものにします。

サビない体のための「抗酸化ミネラル、セレン・亜鉛・胴・マンガン」

セレンは全粒のパン、大豆製品、にんにく、バナナ、ごま、おそば等で、ビタミンEと一緒に食べるさらに 効果的になります。

マンガンは玄米、じゃがいも、ブロッコリー、キャベツ、紅茶、レタス、ココアなどで亜鉛は豚肉、牡蠣、豚レバー、あさり、ほたて、大豆製品、ごま、全粒のパンなどです。胴は牡蠣、カシューナッツ、干しえび、大豆製品、ココア等などに含まれています。

活性酸素が増える原因にはストレスや夜遅くまでお酒を飲む、不規則な生活や紫外線、排気ガス、激しい運動、タバコなどがあります。

お菓子やインスタント食品を食べないようにする、カラフル野菜をたっぷり食べる、玄米や全粒のパンやそばを主食にして、低脂肪のたんぱく質を食べることです。

特に野菜はビタミン、ミネラル、フィトケミカルと抗酸化物質の宝庫です。サビないといつまでも若々しくいられます。若さのためにも意識して食べるようにしてくださいね。

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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