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運動なしの楽チンダイエット!スリムな人に共通するたった1つの法則

運動ナシ楽チンダイエット

「痩せたい!」と思っても、ダイエットといえばきつい運動や食事制限で続かないというイメージ。もっと楽に痩せて、スリムをキープする方法はないのでしょうか。

空腹を感じたら食べるだけ!超簡単な「脳ダイエット」とは

「スリムな人に共通する、たった1つの習慣があります」と語るのは、「脳ダイエット」を提唱している精神外科医の奥田弘美先生。奥田先生は100人以上のスリムな人にインタビューし、医師としての見地から食べることに対する脳の使い方を導き出したそう。

「太らない人の習慣、それはズバリ『空腹を感じたときに食べていること』!ただそれだけです」と奥田先生。空腹を感じた時に食べる、というのは具体的にどういうことなんでしょうか。

「痩せない人は、しっかり空腹を感じていない時に食事をする習慣があります。口寂しいから、小腹がすいたから、という理由でムダに何か食べているんです。</

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大事なのは空腹を感じるということです。空腹感は、前に食べたカロリーを使い果たしたというサイン。空腹を感じていないのに食べるということは、前のカロリーがまだ残っているのに食べるということ。消費しきれなかったカロリーは脂肪として蓄積されてしまいます。

カロリーを消費しきった状態で食べれば、太るということはありません。痩せている人は、意識せずにそれを習慣化しているんです!もし今より痩せたい場合は、野菜→肉や魚などの蛋白質→炭水化物の食べ順を意識し、さらにお箸を置く食べ終わりのタイミングを3分早くするとさらに良いですね」(奥田先生)

食べたくなったら、本当にお腹が空いているか考えるべし!

とはいえ、OLの危険な時間帯と言えば3時のおやつ。部署の人からお菓子が回ってきたら、何も考えずついつい食べてしまいますよね。

「おやつが食べたくなったら、一旦手を止めて自分に聞いてみてください。『いま、本当にお腹空いてる?』と。『さっきお腹いっぱいランチを食べたし……今はお腹は空いてない!』と気づくことが出来たら、このダイエットは成功したも同然。お菓子はデスクの隅っこにキープして、お腹がしっかり空いた時に食べましょう」(奥田先生)

本当に空腹なのか考えてみる、意外と実践できている人は少ないのではないでしょうか。おやつを欲した時は空腹感を感じているか、ちゃんと確かめてみましょう。

また先生曰く、この脳ダイエットを成功させる秘訣に、もう1つポイントがあるんだそう。

「自分の食事の記録をすると、食べ過ぎを防止することができます。記録をすることで『私、さっきしっかり食べてるわ』と思い出すことができ、偽の空腹感を感じなくなります。

ストレスを感じて食べたくなった時も、これを見ることで『今はお腹は空いていないはず』と、冷静な判断につながります。最近は『Noomコーチ』など、食事管理のできるアプリもあるので、利用するのもいいでしょう」

ポイントはカロリーの記録と空腹感のコントロール。無理な運動をせずに、考え方ひとつでダイエットができちゃうなんて、ズボラな女子にもピッタリですよね。「脳ダイエット」、ぜひ今日から試してみて!

取材協力:
奥田弘美(おくだ ひろみ)
精神科医師(精神保健指定医)、日本医師会認定産業医、作家

少女時代に肥満のため「ブー」というあだ名を付けられ傷ついた経験から、「どうしたら太らない食べ方ができるか?」というテーマで若いころからダイエット研究に熱中。医師として安全なダイエット法を吟味しながら、精神科医としての視点で「太らない人の食べ方」を考察した結果、「考え方」「脳の使い方」に大きな違いがあることに気づき独自のダイエット法を体系づける。現在は精神科医・産業医として都内20か所の企業にて、日々多数のビジネスパーソンの心身のトータルケアを行うほか、銀座スキンクリニックではカウンセリングルームを持ちメンタルケアコーチングやダイエットコーチングを実施。著書に『ココロの毒がスーッと消える本』(講談社)『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』(扶桑社)など多数。

編集部
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