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花粉症の原因はシャンプー!?その理由と改善策とは

シャンプーリンス花粉

花粉症とは、スギなどの花粉で引き起こされるアレルギー疾患のひとつです。実は私たちの毎日の行為の中に、花粉症の症状を誘発してしまう習慣があるってご存じでしたか。

今回はその行為と誘発してしまう理由、そして改善策についてご紹介します。

毎日のシャンプーが花粉症悪化に!?

私たちはほぼ毎日入浴をし、同時に髪を洗いますよね。この洗髪時に使うシャンプーこそが、花粉症の症状を誘発させてしまうのです。

その理由はシャンプーに含まれる「合成界面活性剤」にあります。そもそもシャンプーの泡立ちが良いのは、この合成界面活性剤が使われているため。

油となじみやすく、頭皮の汚れや皮脂を落とす働きがありますが、同時にこの合成界面活性剤は目や鼻の粘膜にとって刺激物となります。粘膜細胞にダメージを与え、普段は正常に働いているバリア機能を壊してしまう場合があるのです。

粘膜のバリア機能が破壊されると、花粉がそこから侵入しやすくなります。そのため、アレルギー症状が誘発され、花粉症の悪化へと繋がってしまうのです。

リンスにも注意が必要

「界面活性剤」と聞くと、「洗剤」をイメージする人が多いはずです。ですから髪を洗う洗剤であるシャンプーに入っているのは、なんとなく理解できますね。

しかし、洗うためのものではないリンスにも合成界面活性剤が使われています。つまりはシャンプーと同様に、リンスも粘膜に触れると刺激物となってしまうということ。美髪を保つために毎日している習慣が、実は花粉症を誘発する原因になるなんて悲しいですよね。

症状を悪化させない改善策は?

以上のことが分かったからといって、「もう二度とシャンプーやリンスをしない」という訳にはいきません。しかし、いくつかのポイントをおさえておけば、花粉症悪化のリスクを減らすことができますよ。

1.シャンプーとリンスが目や鼻に入らないように気をつける
鼻に入る確率は低いですが、目は常に危険にさらされています。ちょっとぐらい入っても気にしない、という人も多いと思いますが、その油断こそが目の粘膜にダメージを与えてしまいます。入らないように意識をするだけで、実は大きな改善策となります。

2.シャンプーとリンスを十分に洗い流す
合成界面活性剤の泡は洗い上がりが早いと思いがちですが、意外とその成分は髪や地肌に残っています。それらの残留成分が、粘膜を傷つけてしまう危険性も。そのためシャンプー・リンス後のすすぎをしっかりと行うことが重要です。髪や頭皮のすみずみまで、お湯を十分に行き渡らせるようにしましょう。

たったこの2点を意識するだけで、花粉症の誘発や悪化を防ぐことに繋がります。逆に全く気にしていないと、知らず知らずのうちに花粉症のリスクを上げる行為を繰り返すことになるのです。

毎日の習慣を見直して、万全の花粉症対策を行いましょう。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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