干物女の危険性
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『干物女の危険性』

再び流行し始めた「干物女」について考える。
以前は「サボテン女」と呼ばれていた。
言葉は変わっても、意味はほとんど変わらない。
恋愛に興味が無く、家ではだらしない独女を指す。
既女は「サボテン女」とも「干物女」とも呼ばれない。
少し前まで「片付けられない女」と言われていた。
これは、アメリカのカウンセラーであるサリ・ソルデン氏が著した『片付けられない女たち』が元となり、流行した言葉だ。
しかし、内容とはズレた解釈をされる。
この本は注意欠陥障害(AD/HD)と、女性の社会的立場について著されたもの。
「女は片付けられて当然」とされる風潮の中、注意欠陥障害の女性の風当たりの厳しさ等を訴えるものだった。
なのに、汚部屋で暮らす女性全般を指すようになってしまう。
何が問題なのか薄れてしまった。薄れさせたのは他でもない、女たち自身だ。
何かに分類されたい、属していたいという願望は、女に強い。
ファッションやライフスタイルにそれぞれカテゴリーを作り、何れかに属することで安心を得る。
「干物女」もその一つ。
単にモノグサな女が、カテゴリーが設けられると、それに飛びつき、ここぞとばかりに言い訳。
ちゃんと仲間が居るもん、私だけじゃないもん、と。
これが『片付けられない女たち』のテーマを薄れさせた、最大の要因。
つくづく、女の敵は女だと思ったね。
少し気になるのは、「干物女」の特徴が、うつ病の初期症状に酷似している点だ。
恋愛を含む対人関係が面倒。家事は疎かに。ほんの少しの手間がとても億劫。
これらは発症のサイン。
もちろん、全ての人に当てはまりはしない。私は可能性を危惧しているだけ。
カテゴリー「干物女」に属している独女は、うつ病チェック診断をお勧めしたい。
早期発見、早期治療が、早期回復に繋がる。
「誰にも迷惑かけてないんだから、別にいいじゃん。」
なーんて言う「干物女」は、公共マナーの意識が低い。
もし病気だったら、結果的に迷惑をかけるじゃないか。家族、恋人、同僚、沢山の人に。
というより、この発言をする人間に迷惑な連中が多い。
周りが迷惑がっているのに、気付いていないから。
近所ならノーブラや部屋着のままでお出掛けも「干物女」の特徴だが、傍からすると迷惑。
目のやり場に困る。
困るのは周囲だけでは無い。「干物女」自身も困る展開に陥る。
公共マナーの意識が低いと、犯罪に遭遇する確立がぐんと高くなる。女は特に。
ノーブラや部屋着など、他人が目を逸らしてしまう姿で居ると、犯罪者に狙われ易くなるのだ。
周囲の目を気にしない=周囲が気に留めない存在として扱われる。
ブラジャーは簡単な危機管理の一つ、いくら面倒でも装着して表に出るのが良い。
強姦されても「ま、いっか」で済ませられるなら、どうぞご自由に。
私は、ライフスタイルとしての「干物女」はいただけない。
フィクションの世界ならば、笑い事で済む。しかし、実社会はマンガやドラマのようにいかないモノ。
「干物女」は現代病の一つではないだろうか。
最後に『干物女チェック』を、一問だけ。
Q.ここまで読んで、干物女にカテゴリーされたいですか?
診断結果は、あなたの中にある。
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