伝説のロックスター、押尾学
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『伝説のロックスター、押尾学』

ある意味、夢を全て叶えた人、押尾学。
人気アイドルと映画で共演、メンバーと「懇意」に。
その後、女優、タレントと流した浮名は数知れず。
俳優業だけに留まる器じゃないのが、押尾学。
ギターを弾き鳴らし、舞台でシャウト。
女からの黄色い歓声に、男からの嫉妬の眼差し。
「よく見る夢がある。俺自身がスターになった夢。正夢だけど。」 (押尾学語録より)
スターは私生活も充実。ドラマで共演した清純派女優とゴールイン。愛の結晶も誕生した。
斯くして押尾学は、全世界の中学男子が憧れる夢、全てを手に入れたのだった。
いやあ。マジで、これほど中二病症状を現実に持ち込めた人って居ないね。
それは凄い。でも、近寄りたくない。
少しだけ、押尾学に思いを馳せる。少しだけ、可哀想になった。
彼は元々、芸能人向きでは無い。感情をあらわにし過ぎる。
ある程度は自己を滅する術を身に付けていないと、スタッフや共演者と軋轢が生じる。
芸能人も私のような芸人も、自己主張の激しい人種ばかり。
だからこそ、礼儀を重んじ、なんとか和を保つ。
押尾学は、それを覚えようとしなかったように思える。
彼なりに努力はしただろう。けど、足りない。「オレ様至上主義」に見られたらダメ。
もう少し、押尾学に思いを馳せてみる。ますます、可哀想になった。
少々オツムの弱い彼を、周囲が面白がり、祭り上げたように感じられてきた。
あのレベルのバカは掃いて捨てる程、この世に存在していても、ルックスが良いのはレア。
イケメンなのにイタイというギャップが、彼をある意味「スター」にさせた。
そのギャップが売れると判れば、「販売戦術」として使う俳優も現れる。
俳優なのだから演じるのはお手の物。押尾学よりも優れた「ギャップイケメン」を作る。
時にして、天然モノより養殖モノが美味しい場合がある。
養殖「ギャップイケメン」は普段は普通の人なので、ちゃんとマナーを守れる。モラルも大切にする。
どっちが使いやすいって、そりゃ養殖モノでしょ。
天然の珍獣は飼育が難しいと、哀れ、押尾学はお払い箱へ。
後は周知のコト。
メッキは剥げ、頭もちょいと禿げ、この珍妙な人の中身は、自己愛と幼児性の塊とバレた。
彼が拘置所内で書いたとされる『獄中ノート』の一部を目にした。
最初の感想は、すごく字が汚い。
販売目的で書いただろうに、読めなかったら意味が無いのではないだろうか。
今度は買った人に詐欺罪で訴えられたりして。
次に、内容についての感想。
相変わらずの「押尾節」に加え、言葉のサラダ風味が加わっている。
熟練のプロじゃないと解けないんじゃないかな。かなり意味不明。
私なりに解読してみた。いくら探しても、他人を思いやる言葉は見つからない。
支えてくれている人への感謝の気持ちも薄い。
何より、薬物使用を罪と捉えてない点が、一番救いようが無い。
どうして、逮捕されたのか理解出来ないらしい。その押尾学を、私は理解出来ない。
今はまだ、お金が集まる気配がするから、人も集まってくれる。
それはいつまでも続かない。
もう、彼は終わりだ。押尾学はそう遠くない日に、一人ぼっちになってしまうだろう。
気の毒だけど、自分で蒔いた種。合掌。
ハッ!
「終わりなんてこない。俺はずっと伝説を生きている。」 (『押尾学語録』より)
うがあぁ…。
そろそろ終わりにした方が、身の為だと思うよ。
Bプランの発動でもすんのかな。
伝説はもう少し続きそうだ。
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