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【毒舌独女】メッキの剥がれた江角マキコを引退に追い込んだモノは?

この世には、サバサバ女と呼ばれる女性が存在する。
私は、この手の女が、天然モノでも養殖モノでも、大の苦手だ。

とにかく、無神経
ズバズバと物を言うことが彼女らの美徳。
それにより、相手がどれだけ傷ついたかなどは、気にしない。

その反面、いざ自分が攻撃されたら、盛大に被害者ぶり、どれだけ傷ついたかを触れ回る。
「別に、気にしていないけどね。だけど……」といった言い方で。

そもそも、自分に意見をすること自体、他人は遠慮するものだと考えている節がある。
自分のようなサッパリした人間に、ダメ出しをするなんて論外らしい
全知全能の神にでもなったつもりなのか。
ただの人間なのに。

まぁ、そんなこんなで、ガードが案外緩い。
叩かれたら、すぐに心の防波堤は決壊
まぁ、弱い人なんだな。

ただ、この「弱さ」を武器に変えるのも上手いのが、サバサバ女
「普段は、強がっているけど、本当は弱いの」を男性にアピール。
これは、養殖サバサバ女に見られるパターンだ。

ギャップのある女性に惹かれやすい男性は、イチコロである。
で、サバサバ女に利用され、彼女を傷つけた人物を攻撃し始める。
こうして、サバサバ女は、自らの手を汚すことなく、ターゲットを傷つけることに成功する。

あれ?
このパターン、何年か前にあったね。

男性マネージャーを使って、子供の同級生の家の塀に落書きをさせたサバサバ系女優がいた。
そう、江角マキコだ。
被害者は、長嶋一茂一家。

一応、江角マキコは、落書きに関わっていないとされているが、仕事のマネージメントだけをする筈のマネージャーが、自分から女優のプライベートまで口を出し、手を出すとは考えられない。
何らかの指示があったか、彼女の「願望」を聞かされていたのだろう。

これ、女性マネージャーだったら、起こらなかった事件。
女性であったら、計算をする。
これをすることにより、自分に得があるか否か。
男性だからこそ、江角マキコという女優を「信仰」し、実行に移した。

この事件により、江角マキコの好感度は、急落。
特に、既婚女性に嫌われた。

否、元々、女性からの好感度は、それ程、高くなかったと思われる
女性の持つ第六感が、「この女は、ヤバいサバサバ女だ」と察知。
距離を置く感じで眺めていた女性が多かったのではないだろうか。

彼女の人気を支えていたのは、男性陣。
付き合いやすそうな女性に見えていたであろう。
けれど、身近な女性たちが一斉に江角マキコを嫌い始めたら、一歩引いた。
卑怯ではあるが、世の中、そんなものである

そんなこんなで、江角マキコは、メディアの露出が減っていった。
江角マキコ本人は、自分からテレビに出ないようにしていたとの弁。
しかし、問題を起こしておいてこの言いぐさは、負け犬の遠吠えにしか聞こえない

その後、出てくる話題は、不倫疑惑や夫との別居報道など、マイナスなエピソードばかり。
そして、遂に、引退を宣言した。

不倫疑惑の報道が流れてきてすぐに引退宣言をした為、不倫が原因で引退を決意したと思った人も多いだろうが、私が違うと考えている。

先述したが、サバサバ女は、打たれ弱い。
江角マキコも同様に、打たれ弱い人間だと察する
度重なるマイナスエピソードの報道で、疲れてしまったのではないだろうか。
疲労がピークに達した為、引退宣言につながったと考えるのが、私は自然だと思う。

まぁ、真相は、本人しか判らない。
一つ判っているのは、これからは、支えてくれる男性信者もいない中、普通のオバサンとして生活をしていくということだけ。
大変だろうが、第二の人生、家族を大切に頑張ってもらいたい。

お疲れ様でした、江角マキコ。

文・旭堂花鱗(きょくどう・かりん)

講談師/コラムニスト。広島県安芸郡出身。学生時代より旭堂南鱗に師事し、平成13年正式入門。古典講談を中心に学び、初高座は同年「オーク弁天寄席」にて『那須与一』を読む。平成16年、二つ目昇進。説話や昔話をモチーフにした、児童向け講談を多数発表している。講談のほかテレビ出演や講演、雑誌「週刊文春」など様々なメディアで執筆活動を行なう。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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