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東出昌大の若手俳優批評に「恥ずかしい」の声!その演技力とは?

2017年3月15日TBS系スペシャルドラマ『LEADERSⅡ』の制作会見が行われた。主演の佐藤浩市(56)をはじめ、内野聖陽(48)や菅野美穂(39)など名だたる演者が出席した制作会見だが、そこで俳優の東出昌大(29)が若手俳優について語る場面があり、その発言が波紋を呼んでいる。

東出は棒演技で有名?!

発端は、制作会見で東出が「若手俳優の一番いけないところが、フレッシュさでなんとかしようとするところ。でもそうすると同じ画面に映ったときにペラペラになってしまう」と発言したこと。

ドラマ『LEADERSⅡ』で東出は、自動車販売店の若き営業マンの日下部誠を熱演している。東出は役どころについて「日下部の信じるところはいいものをお客様に届けようとする思いだと思ったので、そんな生半可で付け焼き刃なフレッシュさではなくその信念をもって挑ませていただいた次第です」と発言している。恐らく問題となった発言は、日下部という人物の魅力から派生したものだと思うのだが、若手俳優をひとくくりに批評してしまったことで、ネット掲示板ガールズちゃんねるは、東出の演技を批評する展開となった。

「東出さんも人の事言えないような……」

「大根役者がよく言うわ~」

「でも演技下手やねんな」

「分析できても演技は棒」

「論理はしっかり。演技もしっかりして」

「自分のことは棚に上げてよく言えるよな」

「こっちが……恥ずかしなるわ」

東出はモデルとして活躍中に、映画『桐島、部活やめるってよ』のオーディションに合格し、俳優としてデビュー。その後、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん」で広く世にその名前を知られ、映画『クローズEXPLODE』で初主演映画に挑む。最近では、映画『デスノートLight up the NEW world』で主演を務め、映画『聖の青春』で天才棋士の羽生善治を演じた。

順風満帆な俳優人生を歩んでいるように見えるが、視聴者の演技の評価はイマイチだ。どうも発声が気になるという声が多く、その覇気のない声質や滑舌の悪さで棒演技になってしまっているのではという意見もある。そのため、今回若手俳優を一喝するような発言をしたことで、演技が伴っていないと非難の対象となってしまったようだ。

これからの演技に期待の声も!

東出の演技を批判する声が多くあった一方、少数派ではあるが、東出の演技を期待する声もある。

「イオンのCMの時から比べたらそれでも上手くなった方だと思う」

「東出君、いい表情する役者さんだと思う。セリフまわしや声がもう少しよければ……」

「東出は一応見た目は出来てると思う表情とか」

「阿部寛も最初は棒と言われてたけど、段々味のある役者になったから、東出さんもそのパターンあるかもしれない」

東出は演技するための努力を怠らないようだ。映画『聖の青春』で監督を務めた森義隆氏が『監督は語るシリーズ』で取材を受けた際には、東出の役づくりのすごみを語っている。天才棋士の羽生善治の役を演じることなった東出。監督、東出、羽生の3人で食事をする機会を得た時には「僕は羽生さんを観察したいので、基本的には監督がしゃべってください」と監督にお願いし、羽生善治の所作を勉強し、取材中ずっとメモをとっていたらしい。

また、同取材で森監督は「東出君は大物」と評価し、「思考プロセスがすごいから、彼しかできないような役がすごく似合う」「彼はスケールが大きい人なので、スケールの大きい役を与えていかないと」とコメントしている。

映画『デスノートLight up the NEW world』の頃に受けた取材では、「もがき苦しみながら必死でこの4年間やってきました。そうする中で、今、やっと演じるということがほんの少しずつわかってきたという感じです。だから、これからも地に足をつけて、必死にもがいて、俳優として生き残っていきたいなと」「どんな俳優になりたいかを言うなら「東出が出ているなら見たい」と思ってもらえるような俳優、ですかね」と語っていた東出。2代目阿部寛になる日は近いのかもしれない。

 

文・岸はなえ

ライター/好きなことは、映画、音楽、芸能、美容。インスピレーションと勘を頼りに生きている不思議ちゃんライター。独自の見解で芸能情報を掘り下げることが好き。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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