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加藤貴子、夫の不妊告白でネット女子から応援する声続出

出典:加藤貴子オフィシャルブログ

現在妊活中の女優、加藤貴子(46)が12日自身のブログを更新し、夫が「男性不妊」を抱えているということを公表した。

診察を受けた際、夫の精子は一般男性の10%しかなく、運動率は5%だったという。ドクターからは「顕微授精でしか妊娠できる可能性はない」と宣告されたものの、それからは生活改善なども意識し、無事体外受精で第一子を授かったなど、夫婦の赤裸々な妊活事情をブログに綴った。

美人女優の告白を支持する声多数

加藤貴子と言えば、言わずと知れた昼ドラ『温泉へ行こう』の主演として知られている女優。私生活では2013年10月に一般男性と結婚しており、不妊治療を経て2014年11月に第一子を出産していた。46歳となった現在も第二子出産に向けて妊活中なのだという。

今回の告白は、同じように妊活を始めようとしている夫婦の旦那向けに発信したもので、妊活夫婦に向けたエールも込められている。この告白に、ガールズちゃんねるでは次のような声が集まっていた。

「男性の不妊もあるという事を知らない男性が多いから、こういうことを公に言ってくれるのはいいと思う」

「思い込みやプライドで男が検査うけてくれない場合もあるから、芸能人がアピールするのもいいかも」

「女性側だけではないんだよね原因は」

「私は夫に丸投げされた立場だから、男性にも同じくらい治療が必要な場合があると社会に知ってもらうのはとても嬉しいです」

「男女関係なく『自分が子どもを望める状態か』のチェックを定期的にする習慣や、それに伴う意識改革はもっと周知されるべきなんだよ。特に男性は自分が産まないから、いつまでも他人ごとな人が多い。きちんとした子種がなければ子どもは出来ないのに、その管理がずさんすぎる」

確かに「不妊」と聞くと、女性側に原因があるというイメージはどうしても付きまとうもの。今回の加藤の告白で、「男性側に原因があることもある」ということを知ってもらえたということで、妊活女性や不妊を乗り越えてきたから感謝の声も見受けられた。

発信力のある芸能人が男性不妊を告白したことで、不妊に対する世間の風向きの変化も期待できそうだ。

夫が可哀想の声も

ブログという公の場での告白に、男性不妊を抱える加藤貴子の夫自身が気の毒という意見も書き込まれていた。

「本当だとしても公に言わない方が良い。御主人が可哀想」

「どっちも有名人なら公表しても文句ないけど、奥さんだけ有名人で『不妊の原因は夫です』はちょっと気の毒に思うのは普通じゃないかな。もちろん話し合っての上だと思うけど、違和感感じる人がいても不思議じゃないよ」

「ご主人かわいそうだよ。どれだけ優しい人でも傷つくと思う。この女優さんは自分原因の不妊じゃなかったって言いたかったのかな」

もしも逆の場合、つまり男性芸能人が妻の不妊を公表していたら世間からバッシングを浴びるであろうことは容易に想像がつく。特に加藤の夫は一般人であるため、この一方的な公表を疑問視する声も上がっていたが、夫婦話し合っての決断だったのではないだろうか。

第一子出産時の加藤の年齢は44歳。夫婦にはなかなか子どもができなかったものの、クリニックへ行くまでに8年も掛かってしまったという。当然卵子の状態から言っても自然妊娠の可能性は低かったものの、夫の生活改善などによって一度は自然妊娠することができたのだという。

賛否両論あれど、少なくとも男性不妊で悩まされている女性には今回の公表は励みになっただろう。「不妊治療はふたりでするもの」という意識を与えることができただけでも、今回の加藤の告白は意義のあるものになったのではないだろうか。

福田綾子(ふくだあやこ)

フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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