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須藤凛々花に話題をさらわれたAKB48渡辺麻友に再評価の声が止まず

出典元:AKB48 49thシングル選抜総選挙

2017年6月17日に行われた第9回AKB48総選挙で、渡辺麻友(23)が今年いっぱいでグループを卒業することを発表した。

渡辺は2006年にAKB48第3期オーディションに合格して、翌2007年にデビュー。「まゆゆ」という愛称で呼ばれ、前田敦子(25)らに続く次世代エースとして注目を集めるようになった。選抜総選挙には、初回が行われた2009年から毎年参加しており、毎回5位以内をキープ。2014年には悲願であった1位を獲得した。

第9回目となった今回の選抜総選挙では、立候補時に今回が最後と宣言しており、選挙結果や選挙後の進退に注目が集まっていた。最終的に2位という結果になり、スピーチで卒業を発表した渡辺に、ネットにはどのような意見が寄せられたのだろうか。

お疲れ様!まゆゆは正統派のアイドルだった!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「彼女がこの中で一番アイドルしてたと思う」
「まゆゆまで辞めるとなると知らない子ばっかりだわ」
「まゆゆはいい意味でAKBに染まってないアイドルだったと思う。まゆゆお疲れ様!!」
「AKBでは真面目な人は報われない……みたいなこと言ってたよね」
「まゆゆ……位を取って欲しかった。お疲れ様!あなたこそアイドルだったよ」
「この子がいなきゃAKBはパッとしなかった」
「1回もスキャンダルなく純粋にアイドル頑張っていて好感持てたよ。お疲れ様でした」

渡辺の卒業発表には、ねぎらいの言葉が多く見られる。また、長年スキャンダルもなく、真面目に活動に取り組んでいた渡辺のストイックな姿勢を、王道の正統派アイドルと評する声が多い。

アイドルとは、どこか非現実世界を生きるイメージがあったが、「会いに行けるアイドル」というコンセプトで始まったAKB48グループは、これまでのアイドルの常識をことごとく覆してきた。なんでもありのAKB48は、新しい形のアイドル像をつくってきたが、時代に流されず正統派のイメージを貫き通した渡辺は、ある意味でAKB48らしくなく、功績を讃える声が集まったことは興味深い。

まゆゆの最後が切なすぎる……

渡辺の卒業発表には、ねぎらいの声のほかに、同情の声も多く寄せられている。

「まゆゆは努力が報われなさすぎて可哀想。卒業したくなって当然」
「結婚発表のせいで霞んだな……」
「まゆゆはずっと真面目に頑張ってたのに報われなくて可哀想」
「卒業発表も最後の総選挙も無観客。青春時代を捧げた結果がこれ。運営なにやってんだよ……」
「スキャンダルで炎上した指原が1位だったし、結婚宣言したバカな後輩もいたし、まゆゆ最悪な1日だったね」
「スキャンダルで開き直るような女に。負けるなんて悔しいね」
「今の時代のアイドルでは無いのかな…正統派のアイドルすぎるのかも?」

前述の通り、渡辺を正統派アイドルとして評する声は多い。その渡辺の卒業発表とあれば、もっと注目を集めてよいように思われるが、実際は華々しいものにはならなかった。

当初はファンの前でコンサートと総選挙の開票イベントが予定されていたが、悪天候のためコンサートと開票イベントは中止となり、無観客状態での卒業発表。それに加えて、順位発表中に、20位にランクインしたNMB48の須藤梨々花(20)の結婚発表。最後の総選挙は、スキャンダルでのし上がったイメージのある指原莉乃(24)に10万票以上の差をつけられての2位。

少女といわれる年頃から、長年AKB48グループを支え、貢献してきた渡辺に同情の声が集まっても無理はない。真面目なことが、必ずしも人気を得ることや、成功を収めることに繋がらないことは仕方がないが、渡辺を想うと切ない気持ちになったひとも多いようだ。これから行われるであろう、渡辺の卒業コンサートでは、主役の渡辺が霞んでしまうようなハプニングが起こることなく、笑顔の渡辺の姿が見られることを願いたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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