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「アナウンサーなのに…」カトパン女優デビューにネットから寄せられる嘲笑と期待の声

出典:フジテレビ「世にも奇妙な物語」公式サイト

フジテレビ系オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」が14日放送予定だ。1990年から定期的に放送されている特別番組で、毎回旬のゲストを主演に迎えた作品が見どころとなっている。

そんな注目作品に、元フジテレビのフリーアナウンサー、加藤綾子さん(32)が出演することが分かった。

アナウンサーじゃなかったの?カトパンの新境地に冷ややかな声

加藤さんは昨年5月、フジテレビを退社しフリーに転身。局アナ時代に女子アナ役で演技経験はあるものの、転身後の今回、ドラマ初出演にして初主演ということになる。

加藤さんが主演を務めるのは短編「女子力」。4コマ漫画の「たのしい4コマ」が原作で、「女子力」という言葉に翻弄される「オシャレなOL」をシュールに描いた作品になっている。

約1分の短編だというが、加藤さんにとっては今後の人生を左右しかねない重要な作品になることは間違いない。加藤さんはオファーを受けた際、「尺が短くセリフも少ない作品だったこともあり、アナウンサー業の幅を広げるためにも新しいことに挑戦してみよう!」と快諾したことを明かし、「いつも楽しく見ているドラマに出演させていただけるのは、不思議な感覚です」とはにかんだ。

かつて、洗練されたファッションセンスや立ち振る舞いから「女子力最強アナウンサー」と呼ばれた加藤さん。今回挑戦した「オシャレなOL」では笑いを誘う演技に挑戦しているといい、「楽しかったです。カメラの前でいろんな表情をすることも普段はないですから」と女優業を楽しんだ様子だった。

しかし、新境地に立った加藤さんに対し、ネットからはあざ笑うような声が聞こえてくる。中でもヤフーニュースコメント欄には辛辣な意見が続出している。

「ちょっと調子に乗ってるな。身の丈に合ってない」
「バラエティ向きで可愛いと思うが、女優としてはいかがなものか?」
「話題作りのための出演なんだろうね」
「演技力は期待しない方がいいと思う」
「スポーツニュースで取材してても、結局自分が主役になってる。もう少し目立たないような身の振る舞いをしてほしい」
「アナウンサーの芸能人扱いは辟易」

フリーになったとはいえ、元「人気アナウンサー」としてのイメージが強い加藤さんの女優活動に対し、拒否反応を示す視聴者がいることは仕方のないことなのかもしれない。

なんだかんだ言ってもカトパンが好き!新たな活躍を応援する意見も

加藤さんは自身の演技力について「放送を客観的に見てから評価します」とあくまで控えめに答えた。「お芝居は難しいですし、気軽にはできない」。

謙虚な彼女の受け答えに、ヤフーニュースコメント蘭には加藤さんの背中を押すようなコメントも寄せられている。

「批判はある様だけど、今回は僅か1分のドラマな訳で。フジが言ってる様に、それこそ「嫌なら観るな」だと思うけどね」
「いいんじゃないの?フリーなんだから。貪欲に仕事の幅を広げなきゃ」
「女優にはどうだろう……って本人もわかってるだろうけど、仕事だからやったんだろう」
「期待はしてないけど、見てみないと分からないこともある」
「作り手としても恐らくテスト的な側面があると思う」
「自分を見失わないようにして下さいね。勘違いすると怖いですから」

「女子アナのタレント化」に賛否があるのも頷ける。しかし時代は移り変わるもの。安易に批判するのではなく、彼女たちのオールマイティな面を、気楽に楽しんでみてもよいのではないだろうか。

局アナ時代、朝の情報番組を担当していた加藤さん。毎日22時ごろに就寝し、朝の3時前には起床しなければならない生活を8年間も続けていたという。その根性と忍耐強さ、そして毎朝笑顔を届け続けてくれた加藤さんなら、きっとどんな場所でも輝ける可能性を秘めていることだろう。

文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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