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独立したから叶った夢……「作家」香取慎吾の活動に絶賛の声相次ぐ

元SMAPの香取慎吾さん(40)が、ついに本格的な美術展に作品を出展する。
香取さんはかねてより美術活動を趣味としており、自身がメインパーソナリティを務めるバラエティ番組では、多数の自作美術作品が展示されている自宅を公開。ファンだけでなく世間を驚かせていた。
そんな香取さんの新アート活動に、今注目が集まっている。

「とっても慎吾らしい」!ファンからは期待と賞賛の嵐

香取さんが作品を出展するのは、「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(13~31日、東京・スパイラルガーデン)だ。
公式サイトのトップページには香取さんからのメッセージ動画が掲載されている。「絵の具をいつも持ち歩いている」という香取さん。「絵を描くことってどこか自分の中でリセットであったりもして、今楽しいから、つらいからと思ったときに描いた」という作品がはたしてどんなものなのか、実際に観るのが楽しみになってくる。
「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」は、多様な個性を認める社会の実現を目指し、障がい者の芸術文化支援を目的としたアート展だ。香取さんはメッセージ動画内で、「アートがすごい詰まってるからいろんな方に遊びにきてほしい」「車椅子が通れるような広さが確保されてあったりとか、色々な障害がある方々でも、ちょっと外に出ることを躊躇しがちな方とか、美術館に行ってもなぁ……っていう方でも、足を運びやすい展示会になっていると思います」と極めて自由な空間であることをアピールした。
公式サイトの発表を受け、ヤフーニュースのコメント欄には香取さんの活動を祝福する声が集まっている。

「前向きでこっちも嬉しくなってしまう」
「コメントもいい。活躍の場が広がって嬉しい」
「行動に愛がある。すごく胸が熱くなりました」
「香取さんと言えば、昔は芸術面での活躍が多々ありましたが、ここ10年近くでまったくと言って良いほど見聞きすることがなくなってしまったので少々不思議に思っていました」
「自由にやりたいことができる環境になって本当に良かった」
「スポーツ新聞や週刊誌をお金の力で自在に操つることのできる悪意のある人。滅茶苦茶なデマを流されていた日々。ファンでなくとも心痛めていました。そんな苦しい中、芸術作品を残していた。私も生きていく指標にします。ありがとう」

「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」では、障がい者や現代美術家ら22人の作品と、香取さんの作品「イソゲマダマニアウ」「火のトリ」、計約500点が展示予定だ。かなり見応えのある展示会になること間違いなしだろう。

誰でも楽しく居心地よく……香取さんの願いに賛同の声多数

出展にあたり香取さんは、「僕にとってアートとは、ルールやゴールが存在しないもの。始まりにも終わりにも正解はなく、自分の物差しで決めることができる、かけがえのないものです。常日頃、そんな思いを抱いている僕が、このような境界線のないアート展に参加できるなんて、こんなにうれしいことはありません」と喜びのコメントを発表している。
「障害があるかどうかは関係なく、人は誰かがいないと生きてはいけません。僕自身、誰かにサポートしてもらいたいと思うこともありますし、困っている人がいたらサポートしてあげたいと思う。そうした感情に垣根はないと思うんです。そして、このことに気づかせてくれる一つのきっかけがアートなのではないかと思います」……こうしたコメントに、ネットからは感動の声が聞こえてくる。

「やっぱり国民的スターって、こんな意識なんだね。素直に凄いと思う」
「目先の利益ばかりで動いたり、上っ面の慈善事業なんかでは世間は見透かしますからね」
「フラットに物事を見ることは大切だしこういう催しがあるということこそ(マスメディアの)トップ記事に持ってきてほしい」
「絵は人に力をくれます。確実に世の為になっている」

開催期間中「ちょくちょく遊びに来ます」という香取さん。「一緒にアートを楽しみましょう」と呼びかけられた私たち、行くしかないのではないだろうか。

文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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