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緒形拳の孫、敦の俳優デビューに「2世を名乗るのはマイナス」との声

出典:TBSドラマ『陸王』公式サイト

2017年10月15日夜にスタートドラマ『陸王』(TBS系)で、2008年に他界した俳優の緒形拳さん(享年71)の孫、緒形敦(21)が俳優デビューした。

敦の父は同じく俳優の緒形直人(50)、母は女優の仙道敦子(48)。俳優一家に生まれたものの、敦の幼少の頃の夢はサッカー選手。高校生のときにアメリカに単身留学、大学に合格していたが、改めて進路を考えたときに、祖父や両親と同じ俳優の道を志すことに。昨年、出自を明かさずに受けた芸能事務所のオーディションに合格。同ドラマが、敦の俳優デビュー作品になる。

ドラマ出演が決まったことについて「信じられない。父は”良かったじゃん”と。母はすごい喜んでくれた」とのこと。主演の役所広司(61)の息子役の山崎賢人(23)の親友役という役柄については「命をかけるくらい頑張らないと」と、意気込みを語った。

俳優一家に生まれた緒形敦が俳優デビューしたことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

2世?3世?豪華な一家!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「あまり誰にも似てない?あえて言うなら緒形直人?」
「こんな大きな息子いるんだね、最近みないから子供より父親の方がみたい」
「プレッシャーはあると思うけど、本人の努力次第ですよね。とりあえず演技を観てみないと」
「2世っていうか3世?家族の21光?豪華!」

祖父と両親の知名度が高いことから、敦に興味をもったひとが多いようだ。誰に似ているかなどのコメントが並んでいる。

敦の話題で父の直人を思い出し、また直人の活躍もみたいというコメントもある。2世とも3世ともいわれる敦がどんな活躍をするのか、楽しみである。

2世を名乗るのはマイナス?

現在、2世を名乗ることがマイナスだという意見が多く見られた。

「出自を明かさないでオーディション受けたなら、そのまま内緒にしておけばよかったのに」
「事務所の戦略か本人の意向か知らんけど今は2世ってマイナスポイントだよ、視聴者にとっては」
「問題起さないように気をつけてね」
「名前も全然違う芸名にして、事務所の一部の人だけが親を知ってる程度で自力で上がってくるならいいのに」
「2世のニュース多いけど、下積みしてからデビューすればいいのに。2世だらけになるのは疑問」

両親が著名人だということだけで、優遇されているようなイメージがあり、2世タレントや2世俳優は、あまり世間では歓迎されない。コネであるという不名誉な憶測もよくされる。

また、2世タレントや2世俳優が問題を起こすことも多い。つい先日も、タレントの清水アキラ(63)の息子の清水良太郎容疑者(29)が、覚せい剤使用容疑で逮捕されたばかり。やはり、2世は甘やかされているのではないか?というイメージが、更についてしまったところである。

敦がオーディション時に、出自を明かさずに受けて合格したのであれば、そのまま明かさずに活動をした方がよかったという意見が多いのは、2世のもつイメージの悪さからであるようだ。

2世ということだけでなく、下積みをあまり経験しないままに、ドラマデビューしたことも不安視されている。

祖父や両親と比較されることは、俳優の道を選択したときに覚悟を決めていると思われる。演技面で実力を発揮できなければ、コネだという印象は消えないままかも知れない。敦は演技力を磨き、自分なりの存在感を示すことができるのか?今後の活躍に注目していきたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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