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女芸人界に下剋上?ネット女子が「おかずクラブ」を好きなワケ

出典:ゆいP(@yuip_okazu111)(Twitter)

27日、人気バラエティ番組で日本テレビ系列の「世界の果てまでイッテQ!」の3時間スペシャルが放送された。出演者が互いの企画に挑戦する「シャッフル企画」がメインとなった今回、目玉となったのが「エンターテイナー女芸人」。森三中、いとうあさこ、椿鬼奴ら総勢10名の女芸人達が「コンビネーションマリンバ」に挑んだ。

この放送を観たネット女子からは多くの感動の声が上がっていたが、ここでも既婚と未婚の女芸人への厳しいコメントが見られた。

既婚「女芸人」はつまらない?ネット女子の声は

女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では、既婚者である3人への厳しい声が目立っている。

「大島と村上つまらない」

「大島、全然体張らなくなったね」

「鬼奴さん。結婚したから汚れたことはしないって言って『イッテQ』出なくなったのに、スペシャルの時だけ参加するんだねぇ」

「結婚した3人いらないな~つまらなくなったし、やる気ないように見える」

「村上と大島もう飽きたー。わざわざ指輪してるから、そこしかつっこむとこないんじゃん」

「村上、大島から木村佳乃に変えた方がいいと思う。ベッキーよりやる気があって、体も張ってくれし……」

10名の中で、既婚者は森三中の大島美幸(36)、村上知子(36)、椿鬼奴(43)の3名。もともと同番組の人気企画「温泉同好会」は、女芸人たちが体を張って様々なことに挑戦する姿が人気の要因だった。時には、女性にも関わらず汚れ役を買って出ることもあり、お茶の間に爆笑を巻き起こしていたようだ。

しかし今回のスペシャル番組を観たネット女子たちからは「既婚者3人がつまらない」と感じる人が多くいたようだ。その原因は、結婚したことで「女、妻」としてのイメージを守りたい、汚れ役はやりたくないという気持ちが表れているせいか、「つまらない」「やる気がないように見える」ことにあるようだ。

下克上!?今、ネット女子に人気なのは誰?

その一方、7名いる独身の女芸人の中でも、ネット女子から「特に面白い」と支持を集めているコンビがいる。

「女芸人で面白いのは、いとうあさこと黒沢とおかずクラブだけなんだよなぁ」

「ゆいP好きーーー!!」

「オカリナの無表情が最高に笑えた。本人は精一杯やってるんだろうけどね(笑)。それとは反対にゆいPはすごく表情豊かで良かった。コンビでバランスとれてる(笑)」

「大島さん終わったな~って思った。ゆいPの勢いにまったくついて行けてない。食われすぎ。」

「オカリナの喋り方が好き」

「オカリナはキャラで得してるね」

独身の女芸人の中では、いとうあさこ(45)と森三中・黒沢かずこ(37)の人気は引き続き高い。しかしここにきて、「おかずクラブ」のゆいP(29)とオカリナ(31)の人気が急上昇している。

「おかずクラブ」は2009年に結成され、2015年新年に放送されたバラエティ番組で注目された。そして「行ってQ!」には、2015年6月以降に準レギュラーという形で出演。以降、オカリナの独特な個性と、ゆいPの体を張った芸風で人気芸人の仲間入りを果たした。

ブレイクしたばかりで、もっと知名度を高めたいという野心もあるせいか、積極的に汚れ役を買って出たり、先輩芸人にも臆さないやりとりに、ネット女子からは「面白い」「好き!」という声が多数集まっている。

既婚の女芸人たちが笑いよりも「女」であることを求め、やや保守的になってきている中、「おかずクラブ」の二人は攻めの笑いを追求している。さらに、「デブ、ブス」と女性にとっての非モテ要素を打ち出すことも多く、独身だからこそできる笑いの取り方をしているようだ。この、「女」であることを守らない姿勢が、ネット女子から支持されている大きな要因なのかもしれない。

女芸人がブレイクして人気を得るには、女性であることをいかに笑いに転化させるかがカギ。今後の活躍に期待したい。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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