パンケーキより「熟成肉ブーム」だった！2014年の外食トレンド

2014年も残すところわずかとなりました。今年は「パンケーキ」「『俺の』系列レストラン」が根強い人気を誇るものの、下半期には、新たなトレンドとして「ランチパスポート」が出現。果たしてトレンドに食い込んでいる流行りの外食とは？

今回は2014年の外食トレンドを振り返りつつ、これから流行る外食トレンド情報をお届けします。

2014年最も注目されたのは「熟成肉ブーム」

株式会社カカクコムが運営する「食べログ」が全国16,398名に実施した今年2014年の外食シーンを振り返って話題となったメニューやトレンドに関するアンケート調査によると、最も注目された外食トレンドでは「熟成肉ブーム」がトップとなりました。

1位「熟成肉ブーム」18.2％
2位「『俺の』系列レストラン」14.3％
3位「パンケーキブーム」10.7％
4位「ランチパスポート」9.6％
5位「ウイスキーブーム」5.7％

以前より身近に楽しめるようになった「熟成肉」が、「『俺の』系列レストラン」（14.3%）「パンケーキ」（10.7%）をおさえてトップ（18.2%）になりました。しかし、「パンケーキブーム」「『俺の』系列レストラン」は認知率が6割を突破、注目度でもトップ3に入り、今年も引き続き外食トレンドの目玉に。

今年新たに話題となった「高級ポップコーン」や「ランチパスポート」、ドラマ効果で話題の「ウイスキー」なども高い認知率を獲得しています。

また、最も注目した外食トレンドについて、男女別で比較したところ、回答者全員の集計でトップだった「熟成肉ブーム」は、「男性 20.7%・女性 13.8%」で、男性主導のブームであることがわかりました。一方、「パンケーキブーム」は、注目度が「男性 6.6%、女性 18.1%」、体験率が「男性 19.4%、女性 45.7%」と、女性主導が明らかに。

その他、男女差が大きかったのは、「ランチパスポート」（男性 7.6%、女性 13.3%）、「ウイスキーブーム」（男 性 7.5%、女性 2.6%）、「ちょい飲みブーム」（男性 7.1%、女性 2.7%）など。また、「高級ポップコーンブーム」 「かき氷ブーム」については、注目度はさほど高くなかったものの、女性の体験率が高く、評判次第では今後のさらなるブームを予感させる結果となりました。

来年2015年の気になるトレンドとは？

選択肢にない外食トレンドをフリーアンサー形式で尋ねたところ、「日本酒」「ブルーボトルコーヒー」「アサイー」「ジビエ」が特に目立つ結果に。

「日本酒」については、世界的な日本食ブームに連動した人気の上昇について言及するコメントが複数寄せられました。また、「ブルーボトルコーヒー」は“コーヒー 界のApple”とも称されるアメリカで大人気のコーヒーショップで、来年2月に日本第1号店がオープンする予定となっていますが、すでに注目を集めている模様。

今年話題になった外食トレンドの体験はもう済ませていましたか？女性と男性ではトレンドの傾向も大きく違うようですので、これを機会に、男性と外食文化交流をはかってみるのもいいかもしれませんね。