ママになった友だちとの上手な付き合い方

それまで定期的に会っていた仲良しの友だちも、子供が生まれた途端に疎遠になるという残念な話を耳にしたことはありませんか。

立場が変わることでどのように価値観が変化してしまうのか、また疎遠にさせてしまう原因とはどこに潜んでいるのか、さらに女子ができるちょっとした気遣いまでご紹介します。

気遣いしすぎは不自然！これまでと変わらない態度が◎

「子供が生まれてから、明らかに友だちからの連絡が減りました。会うときも、私が母乳育児中でお酒が飲めないでしょといって、わざわざマクロビのカフェを予約してくれたりしてくれたんです。お酒が好きな者同士の集まりだったので、とても申し訳なくて。ありがたいのですが、申し訳なさすぎてこちらから連絡できずにいるんです」（29歳/0歳児ママ）

このように、結果的に自ら距離を置き始めてしまわれるのは非常に残念ですよね。相手に対する思いやりは大切なのですが、特別何も言われないのであればこれまでと変わらない態度でいるほうがベターかも。

子連れ女子会はお座敷＆個室を提案

友だちが子連れで女子会に参加したいと言ったなら、お座敷＆個室が可能なお店を提案してあげると喜ばれるかもしれません。長時間のトークには子供も退屈になったり、眠くなってしまったりと色々なことが想定されます。

他のお客様の目も気にせず済みますし、なにより長時間のテーブル席では子供はじっとしていられず、会話もろくにできません。

夜の長電話は止めるほうが無難

「友だちからの電話が長くなってしまい、子供の面倒を見てくれていた夫がついにキレてしまいました」（34歳/3歳児ママ）

「夜遅い時間の電話の着信音で、いつも子供が目を覚ましてしまうんです。子供と一緒に寝ることも多いので、正直もう少し考えてほしいなとは思います」（26歳/1歳児ママ）

独身の時は、長電話をしていても誰にも迷惑になりませんし、文句を言われるなんてことはありませんよね。だからこそ、この感覚はなかなか理解できないのかもしれません。

相談や近況報告の電話はできるだけ22時ごろまでにするか、しても早めに切り上げるのがよさそうです。自分が友人家庭のトラブルの原因になることだけは避けたいですよね。

「明日暇？」は育児奮闘中ママにはつらい一言

また、女子がやりがちな行動が実は相手を傷つけているかもしれないということも。

「子供が生まれる前までは、『明日暇？ご飯食べに行こう』と連絡が来ても大抵OKだったのですが、やはり子供がいるとそうもいかない。預け先を確保しなければならないし、急な体調の変化でドタキャンすることもあるんです。その一言を言われると、以前よりも身動きが取れなくなった自分に落ち込んでしまうんことも多々あります」（27歳/0歳児ママ）

これまでと変わらない態度でいる方がいいにしても、この一言にこれだけのパンチ力があることはなかなか想像できませんよね。過度の配慮は必要ないにしても、外出しなければならない時は数日前に予定を聞いておいたほうが無難かもしれません。

立場が違えば視点も違う、お互いよきアドバイザーに！

女子とママでは、共感できなくなることも増えてくるかもしれません。しかし、違う立場や生活環境にいるからこそ一つの物事に対しても、違う視点で意見を交換することができると考えてみてはどうでしょうか。お互いが持っている情報を共有し合うことで問題解決がスムーズになるかもしれません。

いかがでしたか？ これらのことを参考に、より一層友情が深まるといいですね。