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「着座派」が6年間で1.5倍に!男性の「おトイレ事情」が明らかに!

掃除の手間が増えることで忌み嫌われている「立ちション」。それが原因で彼とケンカしたことのある人もいるのではないでしょうか。

ライオン株式会社は、トイレまわりの汚れについての調査と検証を重ねています。その中で、既婚女性を対象に「夫の小用スタイル」についてアンケートを実施。意外な結果が明らかになりました。

「座ってする派」が6年間で1.5倍に!

2008年の調査では、全体の26.8%だった「座ってする派」が、2014年では38.0%と1.5倍も増加していることが判明。実に既婚男性の約4割が立ションをしていないようです。

最近では、飲食店や会社でも「座りション」を推進する場所も多く、もはやマナーと化している傾向にあります。この勢いでいくと、「男性総座りション時代」が到来するかもしれませんね。

着座スタイルでも油断は禁物!新・尿ハネスポットは「便座裏」

では、男性が座って用を足すことで、本当に家庭のトイレはキレイになったのでしょうか?

ライオンの検証では、便器の外側に飛ぶ尿ハネはなくなるものの、便座の裏側には多数の尿ハネが付いていました。1回の使用で男性では約 200滴、女性の場合は約 500滴も飛び散っており、1日数回使用するだけでも、便座の裏にはかなりの尿ハネ汚れが蓄積しているようです。

さらに、男性が小用を座ってするようになると便座を上げる機会が減るため、便座裏の尿ハネに気付かず汚れを溜めてしまうリスクも高まっているのではないでしょうか。

結局困る!?立ちションが減っても「●●●」は増える

飛び散った尿は菌によって分解されて強いニオイ(アンモニア臭)を発生します。尿から発生するアンモニアの量と気温の関係を調べた実験があります。

その結果、5℃の条件ではほとんどアンモニアが発生しなかったのに対し、25℃、37℃の条件ではアンモニアが発生し、その量は気温が高くなるほど多くなる傾向がありました。

気象庁のデータによると、2014年の東京では 5月に平均最高気温24.7℃を記録し、9月の26.9℃まで25℃よりも高い水準が続いたとのこと。初夏~秋にかけて東京ではトイレのニオイが発生しやすい環境にあるといえますね。

また、最近普及が進んでいる暖房付き便座を使用した場合は、外気温が10℃を下回る条件でも便座裏の温度が20℃程度まで上がるため、冬でもニオイが発生しやすく、要注意です。

生きているならば使わないわけにはいかないトイレ。皆が気持ちよく利用できるように、男性であろうと女性であろうと、マナーよく使用したいものですね。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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