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知ったかぶるな!子育てママがイラつく「独身女子の子育て論」

アラサーになると周囲に子持ちの女性が増えてきます。久しぶりの女子会では 子育て の話題がでることもあるでしょう。そんなとき、育児経験のないアラサー独身女性はどんなことに気をつければいいのでしょうか。

今回は、 子育て の話題で気をつけてほしいことを子どものいる女性に聞いてみました。

子育て のアドバイスはNG

「育児経験のない方に育児のアドバイスをされるのはちょっと……。保育士や小児科勤務など、子どもに関わる仕事をしているのなら別ですが、そうではないのならアドバイスは控えてほしいです。気持ちはありがたいのですが、ちょっと聞きかじった程度の知識や想像だけでアドバイスをされても困ってしまうので」(26歳/小売り)

雑誌やインターネット、あるいは姪や甥がいれば育児についての知識も多少はつくはず。しかし、それらのアドバイスは育児経験者にとってすでに知っていそうな情報です。

相手からアドバイスを求められてもいないのにアドバイスをする行為は、余計なお世話になってしまう可能性も。親切心からだとしても、育児のアドバイスは控えておくほうが無難です。

育児のやり方を否定しない

「育児のやり方は人それぞれ。金銭的な事情や教育方針もあり、完璧な育児はまずできません。それでもみんな自分なりのやり方で必死に子どもを育てています。だからこそ、自分の育児について否定されるとつらいです。特に『そんなの子どもが可哀想』と言われたら泣いてしまいます」(31歳/製造)

一生懸命しているのに否定されてしまったら、心が折れてしまいそう……。どれだけ子どものことを思っていたとしても、子育てには限界があります。各家庭、それぞれ頑張っているのです。

相手の育児に疑問をもったとしても、そっと流してしまうほうが相手のためかもしれません。特に必死で育児をしているようにみえるのならなおさらです。

育児に関する理想論を語る

子育て

「私も独身時代に経験はあるのですが、『もしも自分が育児をするならこうしたい』という理想を語ることがあります。ただ、いざ育児を始めると、それらはただの理想であって現実ではそうはいかないことを痛感します。現実を知っているからこそ、理想を語られると白けてしまいます」(33歳/介護)

「もしも」という空想の話は盛り上がる話題のひとつだと思います。ただ、それらはあくまでも理想・空想のお話です。現実を知ってしまったら、それらの話にときめきや希望をもてなくなるのかも。

現実をみてしまうと、現実を見つめることに必死で理想さえ抱けなくなることもあるでしょう。育児経験者にとって、育児の理想を語るのなら、同じ立場の相手のほうが楽しいのかもしれません。

発達障害・子どもの事故などの重い話

「自分の子どもになにか障害はないか、恐ろしいことは起こらないかと、いつも不安です。育児仲間とそういう話をすることもあります。ただ、せっかくの楽しい女子会です。暗い話題で母親の不安をあおることは避けてほしい」(32歳/専業主婦)

育児中はなにかと不安も多いです。ニュースで子どもの誘拐事件・事故の話題などをみてゾッとすることも多いはず。そんな不安を少しでも忘れるため、楽しい女子会に参加する女性もいるでしょう。少しでも気を晴らすことができれば、育児へのモチベーションは上がります。

ネガティブな話題は気持ちを沈ませてしまうもの。育児関係の話題に限らず、ネガティブな話題を避けたほうが楽しい時間を過ごせると思います。笑顔になれる話題を提供したほうが印象もよくなりそうです。

周囲が育児の話題で盛り上がってしまったら、自分もなんとか話題に入ろうと頑張りたくなるかも。でも、一歩間違うと友情に亀裂が入る可能性もあります。無理に話題に入ろうとせず、聞き役に回るほうがいいかもしれません。

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神之れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。独身女性が抱える悩みのヒントになるような記事執筆を目標に活動中。名前の読みは「神之」で「カミノ」です。

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