将来必ず役立つ!結婚式費用のカラクリを解いてみよう

結婚式にかかる費用総額の全国平均は約360万円といわれます。結婚式は約4時間ほどのものですが、その4時間に360万円もどうしてかかるのでしょう。

「結婚式はお金がかかるもの」だと思って鵜呑みにせず、結婚式費用のカラクリを知っていると、いざ結婚式をするぞ!となったときにとても役立つと思います。

式場との「打ち合わせ」は回数が多いほど見積もりがあがる傾向に

式場が決定してから、結婚式当日まで何度もウェディングプランナーと打ち合わせがあり、休日がすべて結婚式場での打ち合わせで時間がつぶれてしまった……という話をよく聞きます。またウェディングプランナーとの打ち合わせが多いほうが、いろいろ質問もできて安心できるという声もちらほら。

ですが、ウェディングプランナーからすると、お客様を何度も呼ぶのはお客様の質問や不安を取り除く以上に「するべきこと」があるので打ち合わせ回数を増やします。

それは、アイテムの販売や、コース料理や会場を飾るお花のグレードアップを行い、1組当たりの結婚式にかかる単価をアップするためです。

結婚式の裏側のお話ですが、信頼をしているウェディングプランナーから直接対面でアイテムの販売やグレードアップの話をされると、「プランナーさんの言う通りにしたほうがいい結婚式になる」とお客様は思いこんでしまうのです。

確かにその方が豪華になり華やかには見えますが、果たして本当に必要かどうかと考える余裕すらなく打ち合わせをどんどん進めていきます。気づけば申し込み時の見積もりから150万円~250万程度は上がるような仕組みになっています。

各種アイテムの「持ち込み料」が存在する

ウエディングドレス姿の女性

「少しでも費用を抑えたい!」、「自分たちの手作りアイテムを取り入れたい!」ということで、結婚式場に式場で販売しているもの以外のアイテムを持ち込もうとすると、持ち込み料として、持ち込んだアイテムごとに数万円発生することが……。

有名な話だと新郎新婦の衣装は、結婚式場で提携しているドレスショップがあり、そこでレンタルをするように勧められます。

例えば式場の提携だと金額も高額になるうえに、自分たちの気に入ったドレスがないため、ほかのドレスショップから持ち込みたいと相談をすると、「持ち込み料が1着につき5万円かかります」とのこと。

新郎が1着、新婦がウェディングドレスとカラードレスの2着だとすると、持ち込み料だけで追加料金が15万円も発生することになります。持ち込み料は各式場で自由に決まっているものなので、中にはこれ以上にかかってしまうことも……。

ちなみに持ち込み料を支払ったところで、何かプラスでドレスのケアをしてくれるなど一切ありません。当日まで倉庫で保管されるだけという場合はほとんど。

ではこの持ち込み料はどうして発生するのかというと、結婚式場では、結婚式で使用する各種アイテムすべてにおいて決まった取引先と提携をしています。また各アイテムすべてに会場で設定した利益を追加して販売をします。

お客様が会場で用意されているものから選び発注をすることで、アイテムに上乗せされた利益はもちろん、取引先からバックマージンを受け取ることができます。

そのため会場以外で購入や用意をされてしまうと利益が減ってしまうため、結婚式場が損をしないために持ち込み料と称して利益が下がらないようにしているものです。

お客様が支払った持ち込み料はただ会場が利益目的のためにしかならないのです。

「グレードアップ」は一番の単価アップ術

結婚式場を決定する際に、見積もりにはすでにコース料理・会場装飾のお花・ウェディングケーキなど、すでに結婚式が可能になりそうな見積もりを発行されることがほとんどです。まずは申込をしてもらうことが優先されるので、接客者は「この見積もりで結婚式が可能です」とお客様に伝えます。

事実、結婚式ができないわけではありません。もちろんそのまま行うことも可能ですが、ほとんどのお客様はそうはしないもの。

理由は、コース料理はその会場の最低ランクのもので、とてもゲストの皆さんをもてなすほどの品数がなかったり、会場装飾のお花も明らかに会場の雰囲気やイメージと合わず貧祖な物だったりと、誰しもが「これでは、難しいのでグレードアップをしよう」と思うような仕組みになっています。

お料理のグレードはおおよそ一人5000円ほどグレードアップすることが多く、招待するゲスト人数が60人だった場合、これだけで30万円の見積もりアップとなります。

また、会場装飾のお花も同様に、各テーブルに置くお花とメインのテーブルのお花をアップすると平均して約15万円ほど追加料金が必要に。

グレードアップは結婚式1件の単価が大幅に上がるポイント。そのため、結婚式場はお料理とお花などのグレードアップを行えるアイテムの打ち合わせは入念に行うのですね。

噂には聞いていたけれど、結婚式の費用って、どうしてこんなに高いんだろう……何にお金がかかっているのかわからない……という方も多いと思いますが、今回ご紹介したようなことを繰り返しながら金額は上がっていくのです。

今では、「持ち込み料」がかからなかったり、打ち合わせ回数を最小限にしたりとお客様目線で結婚式をプロデュースしている会社もあるようなので、結婚式をする際はしっかりと吟味をしないといけませんね。

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