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【三十路と婚活】こんな婚活パーティーに行ってみた~陶芸コン編~

陶芸する馬場

馬場です。三十路です。

2015年3月から婚活をしたものの、見事惨敗再スタートを切る必要に迫られました。
その原因が、婚活を意識しすぎて力みすぎたこと。ちょっと肩の力を抜いて、楽しそうなイベントに行くことにしました。

陶芸コン in 横浜

馬場の婚活を応援してくれているH女史は、日々アドバイスや情報を教えてくれる心強い存在。そんな彼女に婚活のやりかたを見直すと話したところ、早速あるイベントを紹介してくれました。

それが、陶芸コン in 横浜

陶芸や料理などのカルチャー体験を交えた婚活が、最近人気らしいです。今回は小洒落た教室を貸し切って、湯飲みを作りながら親睦を深める模様。彼女によると、何かアクティビティがあれば、出会いに執着しなくて済むかもしれないと言うのです。

しかし馬場は不器用。そして何より、粘土をこねくり回すだけの陶芸には興味ナシ。早速渋っていると、「出会いがなくても湯飲みは残る」とH女史から謎の励ましをもらい、承諾。「楽しむこと」を最重要課題として、2016年の出会い初めに臨むことにしました。

当日~街の灯がとてもきれいなヨコハマへ~

開催地の横浜まで1時間以上、そして1000円近い電車賃を費やし、やっとの思いで到着。眩しすぎるカップルや家族連れで混み合う駅を抜け、エンヤコラと会場を目指しました。

到着すると、30人程が入れる縦長の部屋に半分以上の参加者が集まっており、よくわからない台、桶、ヘラ、粘土が置かれた机の前で待機。今回は男女共に友人と来ている参加者が多く、すでに和やかな雰囲気です。

会場の空気が温まってきたところで時間いっぱい、陶芸コンがスタート。まずは恒例の「回転寿司的」自己紹介タイム、15名の男性とご挨拶です。
極端にギラついた人、様子のおかしい人がいませんでしたが、至って普通の没個性な男性が目立ちました。職業もSE、公務員と至って普通で、趣味もインドアからアウトドアまでバラバラ。ちなみに陶芸が趣味という男性は皆無で、馬場同様「出会いがなくても湯飲みは残る」と考えている男性が多いのかなーと思いました。

似たモチベーションの男性が多いなら、友だちくらいはできるかも!これは期待できるかもしれません。

和やかな雰囲気で自己紹介が終わると、本日のメインイベント陶芸のスタートです。講師の指示に従いながら粘土で形を整え、湯飲みを作っていきます。すると、会場の雰囲気が徐々に変化。

ある女性は自前のエプロンをつけてガチのヤル気を発揮し、
ある男性は「もっとこうしなきゃ」とドヤ顔で周囲へ指導を開始。
そして別の男性は「うお!崩れる崩れる、ヤバいよヤバいよ~!」と大騒ぎ

そんな中で馬場は、陶芸に夢中になってしまいました。

講師の説明を聞きながら陶芸をしているうちに、なんだかめっちゃ楽しくなってきたのです。だって、目指す湯飲みの完成像は頭にあるのに、全然指が動かない。こんなフラストレーション、日常では感じられないじゃないか!自分の思い通りにならない粘土との格闘は、まさに自分との戦いです。

ああ!なんて快感
心と体が生き生きしてきた!

完全に自分の世界に入り込んだ馬場は、婚活どころじゃありません。男性の話はもはや雑音。話しかけられても「はいはい、そっすねー」とスルーする始末です。途中で男性たちは席を移動していたようですが、当然記憶にございません。だって、男性より粘土の方が面白いんですもの。

その甲斐あって(?)、馬場の湯飲みは無事完成。3時間半以上かかりましたが、大変満足いたしました。焼成を経て完成した湯飲みは、自宅に送ってくれるそうです。その気遣い、ナイスでーす!

本日の最重要課題であった「楽しむ」ことを150%達成した馬場は、久しぶりの充実感に包まれました。いやー、来てよかった!

でも、これで本当によかったのかな?
今日って「陶芸」をしに来たんだっけ?
何か大事なことを忘れてるような気がするけど……

若干の疑問違和感を感じながら、毎日湯飲みが届くのを楽しみにしています。

馬場チエコ

アラサーど真ん中の三十路独女。「東京独女スタイル」編集部で、結婚できる女になるべく日々奮闘中。2015年3月からスタートさせた婚活連載「三十路と婚活」は、1年4ヶ月後に彼氏ゲットという形で幕を下ろしました。電子書籍も出しちゃってます。

週に1回、婚活映画評論家・バーバラ馬場に変身する。

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