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女性が他人の不幸は蜜の味と感じる瞬間

「他人の不幸は蜜の味」なんてよく言いますが、人の不幸話を聞いて露骨に喜ぶ人はいないでしょう。

しかし、心の中では何を考えているかわかりません。特に女子は、他人の幸せという言葉に敏感。

女子はどのようなときに「他人の不幸は蜜の味」と感じてしまうのでしょうか。

恋路を邪魔する

「友だちがいい男と付き合いそうになると『絶対にやめておいた方がいいよ』と強く反対する。だって先に彼氏作られるの悔しいもん」(29歳/美容師)

友だちが先に彼氏を作ってしまうと、自分ひとり取り残された感じがして寂しいですよね。せめて彼氏を作るなら同じタイミングで!と言いたくなる気持ちもわかります。

しかし、友だちの恋路を邪魔したところで、あなたに彼氏ができるわけではありません。他人の幸せを邪魔するような真似はやめ、素直に友だちの恋を応援しましょう。

ブサイクな子としか遊ばない

「いつ男に声をかけられてもいいように、ブサイクな子とばかり遊ぶようにしている」(32歳/営業事務)

合コンで自分よりも可愛い子は呼ばないという女子もいますが、常日頃から可愛くない子としか遊ばないという女子もいるようです。遊びに誘われる側からすれば、たまったもんじゃありませんよね。

でもその性格の悪さは徐々に顔にも出てきます。気付けば、グループの中で自分が一番ブサイクになっているかもしれません。狙った男性も手に入れられなければ、友だちも失うことになるだけなので、顔だけで友だちを選ぶようなことはやめましょう。

人のあら探し

「仕事もでき、性格も良い後輩。でも食事の仕方が汚いし、電話対応も下手くそなんだよねーと常に彼女のあら探しをしている」(33歳/事務)

見た目も性格も良いのに、なぜか他の女性から目をつけられてしまう子っていますよね。それはその子が完璧すぎるから。完璧で周りの評判も良いからこそ、あら探しをしてやろうと思う性格の悪い人もいるのです。

とは言え、これって結果的に自分の評判を下げてしまうだけの行為。人の欠点を探し出したところで、自分の長所が伸びるわけではありません。他人のあら探しをする暇があるなら、自分の評価をあげるための行動をしてはどうでしょうか。

元彼の悪口を言いふらす

「振られた腹いせに『あいつ、エッチは超下手だよ』と元彼の悪口を言いふらしたことはあります」(30歳/トリマー)

プライドの高い女子であれば、振られたこと自体に腹を立てるでしょう。「何であんな男に私が振られなきゃならないのよ!」と大声で叫びたくもなるでしょう。でも嫌がらせをしても仕方ありません。

しょうもない悪口を言いふらしても、元彼からは器の小さい女だと思われてしまうだけです。どうせなら、イイ女になって見返すくらいのことをしてやりましょうよ。悪口の何百倍ものダメージを元彼に与えることができるはず。

仮病を使う

他人の不幸は蜜の味

「いつも風邪を理由に約束をドタキャンしてしまうこと。本当は風邪じゃなく、ただの二日酔いなんだけどね」(27歳/アパレル)

寒くて布団から出たくないとか、雨で髪のセットがうまくいかないとか、結構くだらないことで仮病を使う女子もいますよね。前々から決まっていた約束であっても、当日に気分が乗らないときだってあります。

しかし、約束をしていた彼や友だちの予定を狂わせてしまうので、一度した約束はしっかりと守りたいもの。それに仮病を使いすぎると、本当に病気になったときに信じてもらえないかもしれません。

これは「人の不幸は蜜の味」以前に、モラルの問題。仮病のように誰かを傷つけようとしてついた嘘でなくても、もし何らかの形でそれを知ってしまった周りの人たちは、きっと悲しみます。

あなたを信じてくれる人もたくさんいるということを忘れずに、人に迷惑をかねない生き方をしたいものですね。

自分だけが幸せになりたいと思う

「婚活一緒に頑張ろうね、と口では言うけれど、本当は私以外はうまくいかなければいいのにと思ってしまう」(32歳/派遣)

婚活中の独身女性を悩ませるものには、女性同士の人間関係もあります。特に婚活をしていると、自分と同じような立場の友人が増えていくでしょう。独身仲間は、同じ悩みを共有する戦友のような存在であるはずです。

その一方、誰かの恋愛や婚活がうまくいくと、素直に喜べないことも。言葉では「おめでとう」と言っていても、自分がうまくいっていない状況だとモヤモヤした気持ちになってしまうようです。このように考えてしまう女性の心理は、優越感と関連があると言えそう。

なぜ他人の幸せを喜べず、不幸を蜜の味に感じてしまうかと言えば、心のどこかで自分だけが幸せになり、優越感を感じられればいいと考えているから。

自分のことが大切なのはわかりますが、誰の力も借りずに生きることはできません。家族や友人らの協力があって、今のあなたがあると言えるはずです。

あなたを支えてくれている人の幸せを願えない、喜べないということは、あなたが誰からも祝福されないことに繋がります。また、もし誰かにいいことがあっても、そのおすそ分けをもらうことすらできないとも言えるのです。

例えば、友人が結婚したとします。もしあなたが自分のことのように彼女を祝福できたら、とても喜ぶでしょう。

そして、「こんな素敵な友人なら誰か紹介したい!」と思い、旦那さまの友人を紹介してくれるかもしれません。

それでも人の幸せを喜べないなら「次は私の番かも」と考えてみましょう。自分の周りによいオーラが集まり、幸せが近付いてきていると考えられれば、前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。

 

婚活中に「他人の不幸は蜜の味」と思ってしまうと、デメリットしかありません。そんな気持ちは表情を険しくし、その表情は態度までとげとげしいものにしてしまいます。その結果、あなた自身の魅力がなくなって、婚活がいつまで経ってもうまくいかなくなると言えるでしょう。

ちょっとでも他人の不幸を愉快に感じてしまうなら、一度じっくり考えてみるといいかもしれません。

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LISA

フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。

高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。

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