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アラサー女子に蔓延する「ときめかない病」を脱却せよ!

独女に蔓延する「ときめかない病」を脱却せよ

「最近ときめかなくなった」「恋愛対象の男性に出会わない」というお悩みをよく聞きます。先日行ったDOKUJOのアンケートでも、約3人に1人が「ときめかない病」を発症しているという結果が出ました。

どうして……?出会いはあるのに、ときめかない!

出会いはあるのに良い男性が見つからないというAさん(28歳)は、毎週のように飲み会に参加する、絶賛婚活中のアクティブ女子。しかし、かれこれ1年くらい「ときめき」を感じなくなっているのだとか。

「飲み会などで新しい男性に出会うのですが、まったくときめきを感じません。ついその人の悪い所ばかり目についてしまいます。あれが嫌だ、ここが残念……なんてやっていると、終わるころには『誰もいいと思えなかった』と毎度のように落ち込んで帰ります。

理想が高いつもりはないのですが、ときめく男性がいないんです」(Aさん)

出会いのない人にとっては、出会いがあるだけで羨ましい話ですが、出会いはあるのにそれをうまく生かせないというのも、辛いものがあるそう。

ときめかない病の原因って?

何を隠そう、私も28歳のときに「ときめかない病」に悩まされたことがあります。毎週のように飲み会に顔を出していたのですが、好きな人が見つかりませんでした。

当時の私。どんな状態だったのかというと、男性を減点法で見ていたのでは、と思います。その頃、身長が高くで、仕事ができて、黒髪短髪で……など確固たる“理想の彼氏像”を持っていた私は、その人と比べては理想と違う点をどんどん減点していったのです。

出会った男性の持ち点を100としたら、「身長が高くない」「仕事できなそう」「黒髪だけどなんか長い」など、気に入らないところを見つけては、マイナス10、マイナス10……どんどん減点していました。

やがて持ち点は0点に。「この人とは恋愛はムリー!」と、ありがたいことにデートに誘われても、華麗にスルー。どんどん彼氏候補から外していきました。

このように“ご新規さん”に会ったら、悪いところから探す癖がついていました。やがて「いい男なんていないんだ!」と全ての男性に失望し、文字通り“男日照り”の生活を送っていました。

持ち点ゼロからスタート!ときめかない病を脱却せよ

このような事態を脱却するために、自分で見つけた克服法。「減点法でドツボにハマるのならば、加点法にしていいんじゃないの!?」と、男性に会ったら「持ち点0点」からスタートして、いいところをポイント加算していきました。

例えば「顔はイマイチだけど……」の0点から始まり、「話をよく聞いてくれる人だな」「服のセンスがいいな」「仕事ができそうだな」など、いいなと思うところを積極的に探していきました。

先ほどのネガティブな「減点法」とは違い、「加点法」はポジティブ。総合60点の男性に誘われたときも「けっこうイイカモ」とデートに行けるようになります。100点からの60点と、0点からの60点では、まったく異なりますよね。

もちろん、最初は悪い所ばかり見つける癖が抜けずに、苦労しました。しかし、この加点法を続ければ、次第に「ときめく力」を取り戻していき、ちゃんと男性を好きになることができました。ある意味ホッ。

恋愛対象の男性が自然と増え、付き合うまでに至らなくても、「いい男なんていない」と絶望感にかられることがなくなりました。出会いはあるのに“男日照り”が続いていたら、「加点法」を試す価値、大いにアリです。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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