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スタートラインにも立っていない現実に気づいた【三十路と婚活】

baba

馬場です。三十路です、独身女子です。

最近、結婚に対する考え方が変わりました。きっかけは、元・女子(=結婚して独身を卒業したってことね!)友人からの一言でした。

「結婚はゴールじゃない、スタートだから。」

数年前なら「そうだよね~」と返せば話題は終わりました。でも、この年齢になって大変なことに気づいてしまったんです。

「結婚していない私は、スタートラインにも立ってないってこと?」

この瞬間、急に胸が苦しくなり、救心を飲んでも止まらない動悸、息切れに襲われました。気付かないうちに、とんでもない場所に来てしまったみたい、お母さん……。

つまり私は、独身を謳歌しすぎて結婚を攻略するための筋肉が衰え、完全にカラダがなまっていたということでしょうか?(注:恋愛の四番バッターだったという訳でもありません)

ベンチから仲間のフォームにケチばかりつけていたら、万年ベンチで終わった自称・甲子園球児ということでしょうか?

映画「猿の惑星」で地球に帰るために必死に戦ったのに、実はそこが猿に侵略された地球だったということでしょうか?(ネタバレしてすみません)

でも今一番、元・女子の友人に言いたいのは、感謝の言葉。

「目を覚ましてくれて、ありがとう。ケンカ売ってくれて、ありがとう。

(ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう……・・こだまでしょうか?)

ということで、私馬場が導き出した答えは、善良な日本国民として、毎日を正直に過ごし、一生懸命仕事をしているだけではダメだということ。結婚に的を絞り、積極的に、そして合理的かつ効率的に行動しないといけないんです。

結婚は歩いてこないんですよ。知ってました?テストに出るから、ちゃんとメモって!

この意見に対して異論はあるでしょう。それは重々承知しています。でも、これくらいの気概でいないと、私は結婚を真剣に考えることなんて一生ないと思うのです。

学生が就活を始める3月1日の今日、三十路の馬場は婚活を始めることにしました。

馬場チエコ

アラサーど真ん中の三十路独女。「東京独女スタイル」編集部で、結婚できる女になるべく日々奮闘中。2015年3月からスタートさせた婚活連載「三十路と婚活」は、1年4ヶ月後に彼氏ゲットという形で幕を下ろしました。電子書籍も出しちゃってます。

週に1回、婚活映画評論家・バーバラ馬場に変身する。

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