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イケメンとブスのカップルはなぜあり得る?

「あなたはどうしてロミオなの?」

シェイクスピアの古典に始まり、世の中は不思議なことばかりです。 イケメン斎藤工はどうしてあんなにセクシーなの?税金はどうしてあんなに高いの?どうして不倫男の鉄板は「妻とは家庭内別居状態」なの?

そんななか恋愛においての不思議「イケメンとブスのカップルの謎」は未だに解明されていないのではないでしょうか。なぜイケメンはブスと付き合うのか、その心理を調べてみました。

美人と野獣の逆バージョンカップルに「ファッ?」

街を歩いていると、超絶イケメンと、顔面偏差値は決して高くない女子のカップルをちらほら見かけます。自分の容姿を棚にあげて、他人の容姿をとやかく言うのが性格悪いってことは百も承知!しかしそれはあくまでもイイ子ちゃんのスタンス。

心の中では、美人と野獣の逆バージョンカップルに「ファッ?」と、驚きを隠せない女子もいるでしょう。あれなら自分の方がイケてるはず……なんて心の中で思うこともあるでしょう。

 

彼らは……ホストと太客です!というケースは除いて、彼女に対して顔面偏差値を求めないイケメンは存外多いよう。では、ブスと付き合うイケメンたちは、付き合う上で何を重視するのでしょうか。

性的嗜好のマッチ

意外に感じるかもしれませんが、性的嗜好が合い過ぎるため、顔面偏差値なんぞ二の次と考えているイケメンも確かに存在します。イケメンだってオトコですもの、特異な性的嗜好を持っている例だって珍しくないのです。

カップルの性的嗜好はぴったり合うことの方が珍しいもの。イケメンのブス専は、こうして徐々に育まれていっているのかもしれません。

「肉体的相性が合う」程度ではなく、かなりレアな性的嗜好を持っている場合のほうが圧倒的多数。

そういえば筆者の女友だちに、「ソフト」の領域を遥かに超越した本格的なモノを望むイケメンをどうやって落とすべきか、本気で迷っている女子がおりました。ご参考までに。

「ブス専男子」は都市伝説に非ず!

筆者の知人に、俳優活動をしている男性がおりまして。無名ながらも、「俳優」ですから、そりゃイケメンなのですが。彼の歴代カノジョはみな一様に、顔面偏差値が高くないのです。

顔面偏差値の低いおブス女子は、何かしら顔面に特徴をお持ちです。その特徴に魅力を感じてしまうイケメン男子がいてもおかしくはありません。

犬を飼う際に、プードルやマルチーズではなく、パグを可愛いと感じる愛犬家だっているのですから、そう考えると腑に落ちますね。

あなたの周りにも、ブス専男子は生息しているはず!

イケメンのブス専男子に共通する特徴としては「タイプの顔が変わっている」、「尽くされるのが好き」などが挙げられるのだそう。周りを見渡してみると、案外多いのかもしれません。

イケメンな俺にアタックしない新鮮な存在

イケメンは、自ら動かずとも、どんどん女性のほうからアプローチを仕掛けてきます。一方でおブス女子は、容姿コンプレックスが理由で自らアタックできないタイプが多いです。

イケメンにとっておブス女子は、「イケメンな俺にアプローチしてこないとは、何たる稀有な存在!」と、超・新鮮に映ります。

初めはその物珍しさから「面白いから振り向かせてやる」なんて思っていても、気が付いたら夢中になっていた……。

「世の中の女は大抵自分を好きになる」という思い込みからかけ離れたその新鮮さが、やがて恋心へと発展することもあるのです。

尽くされるのが大好き

そして、先ほども挙げたように、イケメンのブス専は「尽くされるのが好き」な男性が多く見られます。これはイケメンならではの発言でもあり、惚れるより惚れられる側になることが多いから。

自分の容姿に自信が無い人、もしくは自分のほうが優位に立てる相手の方が、尽くしてもらえる確率が高いという事も関係しているでしょう。お互いの需要と供給が一致したかのように、良い関係を築けるのです。

美女との恋愛に嫌気がさしている

ブス専と言うわけではなく、元々は普通に「美女が好きだった」というイケメンもいると思います。彼らは当然、若いころは美女と付き合ってきたのですが、美女と言うのはモテるからこそワガママだし、不安なことも多いそう。

その点ブスは、謙虚であり「誰かに取られてしまうという嫉妬心」が湧かないので、安心して付き合うことができる、というのです。

美女に疲れてブスに落ち着いた、ということでしょうか。大人になったイケメンに多い傾向だそうです。顔かたちよりもいかに一緒に居て安らぐことができるか、が重要だと気が付いたのですね。

考えてもみたら、私たち女性とて、皆がイケメン好きとは限りません。イケメンが苦手な女性もけっこう多いはず。そう考えると、顔面偏差値が釣り合わないカップルがいても、ちっとも不思議ではないのです。

もしあなたが、自らの顔面偏差値に自信がない自称おブス女子でも、イケメンをゲットする夢を諦めないでくださいね。

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菊池美佳子
菊池美佳子

コラムニスト。『つけちゃうぞ!大人の保健体育』(遊タイム出版)『テレフォンセックス裏物語』(幻冬舎)『Sの妹Mの彼女』(遊タイム出版)など、性愛に関する著書多数あり。

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