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マンガで学ぶ男心!?彼が子供時代に夢中になったマンガ4つ

付き合いが長くなってくると、話す話題がだんだんと減ってきてしまい、彼との話題に困ったことはありませんか?

そんな悩みを持つ女性に向けて、今回はアラサー男子が幼少期に憧れた人気マンガを4つピックアップしてみました。男心の理解を高めるべく、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?

『ワンピース』(集英社)

「海賊王に俺はなる!」のセリフで有名な主人公・ルフィの夢は「ひとつなぎの大秘宝」を見つけて「海賊王」になること。大きな権力に支配された世界の中で、自由と夢を追う海賊たちの友情が繰り広げられるさまは、RPGファンタジーのような奇想天外な世界観と、それでいて緻密な作りこみが感じられる名作です。

海を舞台にしたスケールの壮大なファンタジーというところも人気の大きい秘訣かも。男の子が夢中になるのも納得のマンガです。

国内累計発行部数は日本の漫画では最高を記録、ギネス記録をはじめ、出版の国内最高記録をいくつも打ち立てました。日本のみならず海外での人気もすさまじく、翻訳版が35ヵ国以上で発売されています。

まだまだ連載中というのもポイント高し。「どうなるんだろうね~?」という彼との話題作りに一役買うかもしれません!?

ドラゴンボール(集英社)

主人公孫悟空が、スーパーサイヤ人になると金髪になり、戦闘能力が高くなるのは、前情報として把握済みの女性も多いでしょう。幼少期の男の子にとってみれば、かめはめ波(悟空のお馴染みの必殺技)や元気玉(さらに強い必殺技。筆者の記憶では、フリーザ戦で初めて使用)のポーズは、一度はやってみたくなるのではないかなと思います。

少女マンガは恋愛ものが多いですが、少年マンガはバトルものが多いです。『ワンピース』や『幽遊白書』、『ハンター×ハンター』や「金色のガッシュ!』といったように、男性にとってバトルマンガは胸を熱く、そして高揚させるのです。

始めは弱い主人公も、数々の敵を通して強くなっていく。そのストーリーの展開は極めてシンプルですが、夢を抱いて主人公が成長していく様に自分を重ね合わせて、男の考え方や男の在り方を学んでいく男性は多いことでしょう

男の子が体を鍛えたり野望を抱いたりするのも、少年マンガのバトルものを見れば納得いくはず。そういった意味での『ドラゴンボール』は、バトルマンガの極みで、男子が憧れる少年マンガの原点と言えるのかもしれません。

ダイの大冒険(集英社)

RPGゲーム『ドラゴンクエスト』の世界観を元にしたマンガです。主人公ダイが勇者、ポップが魔法使い、マアムが僧侶戦士・武闘家、といった勇者一行の設定は、まさにゲームに通じる設定でしょう。

『ダイの大冒険』の見どころは、ひと言でいえば「悪、正義とは何か?」を考えさせられるマンガです。『ドラゴンクエスト』をやったことのある方ならご存知の通り、本作は魔物と人間が住む世界。人間にとって魔物は生活を脅かす存在であり、魔物もまた人間の世界を支配しようと企んでいます。

一見人間VS魔物とハッキリしている世界に見えますが、敵ながら憎めないキャラ(魔王ハドラーなど)を筆頭に、後々味方になるキャラ(クロコダイン、ヒュンケルなど)から学ぶ友情。ダイの育ての親である鬼面道士のブラス、実の親の魔王軍・超竜軍団長バランから学ぶ親子愛。

また、勇者一行の師匠アバンとの子弟関係といったように、つい目頭が熱くなってしまう様々な愛の形がたくさん詰まっています。ファンタジーでありながら、リアル世界にも通じるこれらのポイントは、もしかしたら彼の優しさ=「男の優しさ」にも一枚噛んでいるかもしれません

魔法陣グルグル(スクウェア・エニックス)

一見少女マンガのようなかわいらしい絵柄ですが、正真正銘の少年マンガです。バトルあり、ギャグあり、恋愛あり、感動ありのバラエティー豊かなマンガですが、筆者のなかでは『魔法陣グルグル』は男の子に向けた少女マンガという、勝手なイメージがあります。

ヒロインのククリはドジっ子で天然が入っていて、でも勇者さまを一途に想っているかわいい女の子。「こんな子が彼女なら……」とちょっと顔を赤くしながら、微笑ましくマンガを読んでいた男性はきっと多いに違いありません。

その点、勇者ニケはヒーローらしからぬお調子者でギャグに走りがち。ほかにもキタキタおやじ、ギップルしかり、男子小学生が喜びそうな小ネタが、豊富に散りばめられています。もちろん恋愛、ギャグ要素だけではなく、少年マンガ王道のバトル、感動モノも入っている『魔法陣グルグル』。

いわゆる、男性が癒される幸せ(といったら、ちょっと大袈裟かもしれませんが)が、満遍なく描かれている気がします。敵も敵らしくなく、全体敵ににほのぼのとした雰囲気が漂っており、安心して読めるのは、男性が女性に求めたい「癒し」とも似ているのではないでしょうか。

コミック・カフェで彼の情報収集!?

少女マンガは好きだけど、少年マンガは名前だけ、なんて女性も多いでしょう。これらのマンガを読んでみると、彼の気持ちが今よりも身近に感じられるかもしれませんよ。

休日の午後、ゆっくりと彼のことを考えながら漫画カフェなどでこれらのコミックを手に取ってみるのもありかもしれません。

柚木深つばさ

フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。

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