西園寺愛の婚活奮闘記vol.4~バッタリ遭遇した商社の彼は運命の人!?~

どうも西園寺 愛です。

子どものころ、土曜日のお昼に放送される吉本新喜劇が見たくて、学校帰りに猛ダッシュしていた(当時、土曜日は午前中だけ学校がありました)ナニワの女・三十路の独身。

今回は、合コンで出会ったM氏(商社勤務の営業マン/38歳/年収700万円)のお話です。

M氏は年齢がそこそこいっているものの、年収は合格ライン。今後もっと年収が上がると考えればかなりいい年収です。顔は普通レベル、体型は中肉中背。

でも平均的な男性って、わりといないものですよね。こういう男性が、結婚後に”ごく普通の幸せな家庭”を築くはず。初カレとの結婚を目指している西園寺にとっては、見逃せない男性です。

とは言いつつ、合コンではほぼ話せませんでした。席が遠かったし、西園寺は女性に月一回起こるアレの腹痛が襲来していたため、気合いを入れられなかったのです。(それでも腹痛に耐えながら合コンへは参加しました)

しかし、そんな合コンから一週間後の土曜日昼下がり。なんと、阪急梅田駅の「ビッグマン前広場」でM氏とばったり出会ったのです。梅田での待ち合わせ場所といえばビッグマン前広場(ほか、多数)。西園寺はたまたま通りがかっただけですが、待ち合わせ場所ということで、M氏は誰かと待ち合わせしているのでしょう。

「チッ、女とデートか……」なんて思っていましたが、聞いてみるとM氏もたまたま通りがかっただけとのこと!おまけに「時間あるならこの後お茶でもどう?」と誘われたのです。これってまさか……運命……!?

ああ……西園寺よ。なぜもっとお洒落をしてこなかったのか。

西園寺のこのときのファッションは、ユニクロで買ったジーンズにGUで買ったネックレスとパンプス。おまけに、トップスは関ジャニ∞ TOUR 2009 PUZZLEのTシャツでした(よく見ないと関ジャニ∞のグッズだとわからないので普段から愛用)。気い抜きすぎやろ……。

M氏はというと、同じくジーンズだけれど、シルエットがキレイなのでたぶんそれなりのお値段。爽やかな水色のカジュアルシャツを着こなし、清潔感が漂っています。プチプラ感が漂う西園寺とは大違い。

それでもせっかくのお誘いです。このデートでM氏の心をグッとつかめば、幸せなごく普通の家庭が手に入るかもしれません!ファストファッションは、むしろ普通の家庭っぽくて好印象を与えるのでは!?と、変な自信を持った西園寺はM氏のお誘いを受けることに。

M氏といえば、合コンで気になることがひとつありました。それは、その場にいたM氏の友人たち(最近関西に来た東京人)が「Mは知識や雑学が豊富。話しているととても面白くて、ぜんぜん飽きないんです!」とべた褒めしていたこと。

話が面白い男、いいじゃないですか。関西人としては、話の面白さは大切なスキルです。話のつまらない男なんて、土曜お昼の吉本新喜劇で育った西園寺にとっては断じてNG!つまり、M氏は西園寺にとって旦那さんにふさわしい相手ということでしょう!

私達はグランフロント大阪内にある、タルトがメインのカフェへ入店。いつもは激混みのお店だけれど、今回は珍しくあまり並ばずに済みました。もしかすると、神様も味方になってくれているのかもしれません。

さあ、美味しいタルトと紅茶が揃いました。あとはM氏に素敵なトークでもしてもらおうじゃないですか。

M氏は早速「実は、面白い話があって」と切り出しました。お!きたきた、面白い話です!どんな話で西園寺を笑わせてくれるのでしょうか。M氏の自信ありげな目が頼もしく感じます。

「実はね、僕の同僚に○○さんという人がいて……ふふっ……その人がね、もう本当に……ぷぷっ、もー、これが……○○さんがこんなことしちゃwwwwwぶはっwwwww」

笑ってんじゃねーよちゃんとしゃべれや。

どれだけ面白くても、話しながら笑ってはいけません。話す内容をきちんと伝えなければいけない。それがお笑いの基本です。笑うな、面白い話をするなら笑うんやない!

とはいえ、ここで不愉快な顔をしてはいけないと思い、西園寺はニコニコと笑顔を保ちながら耐えました。M氏が笑っているせいで話がなかなか進みませんが、きっとすべてを聞けば笑えるはず。

……笑える、はず……。

ぜんぜん笑えへんやん……なにふざけとんねん……しばきまわすぞ……。

M氏の話はまったく面白くありませんでした。1ミリも笑えません。どこに笑える要素があるのでしょうか。記憶に残らないくらいつまらない話です。あえていえば、身内なら笑いそうな、身内ネタ

身内ネタで、会って2回目の他人が笑うか!お笑いなめるなよ!

それから1時間。幾度となく「面白い話があって」という前置きを聞き、そのたびに面白くない(M氏だけが笑っている)話を聞きました。西園寺は菩薩のような微笑みを浮かべていましたが、心の中は阿修羅像のような顔をしていたはずです。

思えば、お笑いに厳しい関西人に対して「面白い話がある」なんて前置きをするもんじゃあありません。ただでさえ厳しいのに、自らハードルを上げては自滅への道まっしぐら。

……あら?そもそもM氏、生粋の関西人のはず……。もしかしたら「自分の話は面白い」と思い込んでいる痛い関西人なのかも。いやはや、関東人に対してなら通用するかもしれない笑いも、関西人相手ではダメです、修行が足りません!

トークスキルというのはコミュニケーションにおいてとても大切。これが損なわれていると、どれだけ魅力的な男性も冴えない男になってしまいます。合コンの段階でM氏のトークスキルを確認しておけば、こんなことにならなかったはずなのに……と思う西園寺なのでした。

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