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マンネリカップルが倦怠期に陥るワナとマンネリ解消法

世間では否定的な意味で用いられるマンネリ。もともとは型にはまっているという意味で、ふたりではまる型ができあがるほど日々寄り添っている、ということでもあります。

いつものお決まりは、一緒に暮らす家族や仲のいい彼など、深い間柄からしか生まれてきません。

実はマンネリとは人生の安らぎの中にある貴重なものだということに気づいていない方が多いのではないでしょうか。

今回は、マンネリカップルの特徴とマンネリにならずいつまでもラブラブでいられるためのアイデアをアメリカの心理学者・ジョングレイ氏の著書を参考に紹介していきます。

マンネリとはどんな状態か?

もうけっこう長く付き合ってるけど、なんだか最近マンネリな彼との仲。一緒にすることもお決まりだし、付き合い始めみたいに全然マメじゃない。

よく「恋のドキドキは3年まで」と言われていますが、一体マンネリとはどんな状態を一般的に言うのでしょうか?

連絡の回数と時間が減っている

メールの返信も電話もほぼ一言で終わり。そもそもなんで付き合い始めたんだっけ?彼とゴールインってあるのかな〜。

彼との付き合いが日常になりすぎて、その存在のかけがえのなさが見えなくなっていませんか。ここで彼の素晴らしいところを再確認してみましょう。彼と付き合えてよかった!と惚れ直すかも。明日のデートが待ち遠しくなるはず!?

お互い尊敬できる部分が減ってきてしまった

あなたは付き合っている彼氏のことを尊敬できていますか?恋愛が長続きするためには、お互いに相手を尊敬できることが重要です。

相手の嫌な部分しか見えてこなくなると、相手の男性に魅力を感じなくなり、結局付き合っている意味がわからなくなってしまうこともあります。

相手の長所が今では短所に感じている

例えば、付き合い始めの頃の彼と現在の彼で次のように印象が変わったことはありませんか?

  • 「料理が上手で家事も得意」な彼→「味にうるさく家事に細かく口出しする」彼
  • 「リーダーシップがあり頼もしい」彼→「自分勝手で強引」な彼
  • 「優しくてなんでも笑顔で聞いてくれる」彼→「優柔不断で無責任」な彼

「無口で不器用」な彼。そんないかにも男の子なとこ惹かれて付き合ったはずなのにそれから○年。「無口で不器用」な彼は「気が利かないダンマリ男」になっていませんか?

でもよく観察してください。彼は変わっていません。彼の性格を「無口で不器用」と取るか「気が利かないダンマリ」と取るかはあなた側の問題なのです。あなたが彼の見方を変えたのかもしれません。

感謝の言葉が減ってきている

最近、彼に「ありがとう」と伝えていますか?ムスっとした顔を浮かべて、不平不満ばかりを並べてしまっている人は要注意!

男性は感謝されないと成長が止まります。パートナーと積極的に関わらず、何も率先してやらなくなり、日常生活がパターン化し、柔軟性をなくしてしまうのです。

「前はもっと素敵なお店に連れて行ってくれたのに」「たくさん電話もしてくれたのに」など、付き合いが長くなると、ときめきに満ちていた過去と現在を比べて、ついマイナス面ばかりに目を向けてしまいがちになります。

カップルがマンネリに陥れない考え方

どんなカップルにも必ずやってくるマンネリ。

最近、マンネリかも……と思ったら、あえて普段しないことに挑戦してみるのもいいでしょう。真夜中のドライブ、ジョギング、ヨガに通うなど、2人一緒に楽しめることが増えるとさらに絆は深まるはずです。

いつまでもロマンティックな気持ちを失わないように、いつでも互いを信頼し、愛を育む努力を忘れないでいたいものですね。

2人でいることが当たり前になると、つい相手に感情的に当たってしまったり、他の男性に目移りしたり……愛を見失ってしがち。知らぬ間に「溝」ができる前に、日々の行いを見直したいですね。

二人だけの「スペシャルな時間」を持つ

誕生日、クリスマス、記念日。2人にとって特別な日は、たとえ忙しくて会えなくても、メールや電話でお互いの気持ちを確かめ合いましょう。

「お祝い事をする、パーティを開く、プレゼントやカードを送る……これらは時の経過を確認する行為である」のだとか。

お互いに忙しくてなかなか記念日を一緒に過ごせないという人は、久しぶりのデートの日にプチサプライズを用意するのも1つの手。

たとえば、彼のお家に遊びに行く日には、彼の好きなお酒を手土産として持参してみるのもいいでしょう。買い物をしてたら「●●君の好きなワインをみつけたから」といって手渡せば、彼はあなたの思いやりに感激するはず。

また普段の日でも一緒に外食するのも良いそうです。

ある調査で、「仲がいい」という実感のある夫婦ほど、“一緒に外食をする頻度が高い”という結果が寄せられたそうです。

付き合っていれば「彼と一緒に〇〇する時間」って当たり前なことかもしれませんが、夫婦になっても絶対に欠かせないポイントですよね。

付き合いが長くなってくると、彼と恋人でいることが次第に当たり前になってきます。でも、それに慣れてしまい、各々が仕事や趣味に明け暮れてしまうと、お互いに気持ちのすれ違いが起こってしまうもの。

特にこれは結婚後の夫婦生活に置き換えてみると、よりイメージしやすいかもしれません。

一人の時間も大切にする

付き合いが長くなっても仲がいいカップルになれるかは、お互いに一人の時間を大切にしているかというポイントも大きそうです。いつも彼にべったりでは、彼はあなたを相手にするのが疲れてしまうかもしれません。

恋人への好きの大きさは、デート、連絡頻度の回数では図れません。特に付き合いが長くなってくると、どんなに仲のいいカップルも落ち着いた関係にシフトしていきます。

特に男性の場合、一人の時間を大切にする人が多く、束縛の強い女性に面倒くささを感じてしまうようです。恋人との時間は大切ですが、友だちとの時間や自分磨きの時間も大切にしてあげて。

お互いコミュニケーションをマメに取る

休日が合わない同棲生活での不安の一つに、「生活だけじゃなくて、気持ちまですれ違いになったらどうしよう?」という心配があると思います。

一緒に出かけるチャンスも少ないし、仕事で遅くなると疲れて話をするのも億劫になってしまいます。

そうやってお互いにコミュニケーションをとる時間が減ってしまうと、相手が何を考えているのか分からなくなり、気持ちもすれ違い、ケンカの原因になってしまうでしょう。分からないことが多いと、あらぬ疑いや不安を招きます。

一緒にいる時間が少なくても、彼が毎日どう過ごしているのか、何を考えているかなど、「彼のことが分かる」という状態になると、安心できるし信頼感も生まれるのです。

仕事で忙しい共働きカップルは「家ではいっぱい話そうね」「朝ごはんだけは一緒に食べようね」など、コミュニケーションをとる時間を確保できるように協力し合いましょう。

同棲してるなら、些細な家事も分担し合う

女性に負担が多くなりがちな家事も、休みが違うからこそ彼にお願いしやすくなります。

というのも、彼が「休日が違うのに、彼女も頑張っている」と感じてくれたら、休みの日は彼女のために尽くしてくれる可能性が高くなるからです。

もちろん彼女がお休みの日には夕食を張り切って作るなど、たまにサプライズをしてあげるのも◎。休日にはそれぞれが家事を多めにやるという習慣ができれば、彼も家事メンに成長するでしょう。

何でもない日常に楽しみを見つける

もし彼氏がデートであまり高いお店に連れて行ってくれないということに不満を感じているのなら、その逆の意味を考えてみましょう。彼がその他の趣味に散財でもしていない限り、彼は節約がとても上手なのかもしれません。

特別な日だけに特別なことをするために、普段は節約を頑張っている彼。そう思うと、将来一緒になっても安心できると思いませんか?

他にも、強くモノを言えない彼は、逆に考えれば、相手の気持ちを考えすぎるほど考えられる男性なのかもしれません。少女マンガが好きな彼は、女子の気持ちに共感してくれる貴重な男性かもしれません。

こんな風に、物事にはいつも裏と表があることを考えてみてください。あなたが今までデメリットだと思っていた彼の特徴が長所の裏返しだということに気づけるはずです。

付き合いが長くなってくると、お互いに相手のことをわかった気持ちになって、相手のいいところが見えにくくなってきます。

ですが、人には必ずいいところも悪いところもあります。悪いところだけを評価して、彼から離れているようでは、本当にあなたを幸せにしてくれる男性と出会っても、逃してしまうかもしれません。

彼への気持ちがわからなくなったときには、少しだけ彼から離れて客観的に彼を見直すチャンスです。あまりに近くても見えないものがあることをお忘れなく。

まとめ

どんなカップルにも必ずやってくるマンネリ。

最近、マンネリかも……と思ったら、あえて普段しないことに挑戦してみるのもいいでしょう。真夜中のドライブ、ジョギング、ヨガに通うなど、2人一緒に楽しめることが増えるとさらに絆は深まるはずです。

いつまでもロマンティックな気持ちを失わないように、いつでも互いを信頼し、愛を育む努力を忘れないでいたいものですね。

2人でいることが当たり前になると、つい相手に感情的に当たってしまったり、他の男性に目移りしたり……愛を見失ってしがち。知らぬ間に「溝」ができる前に、日々の行いを見直したいですね。

アラサーにもなれば、親しい友人や知人が彼氏持ち、既婚者ということも珍しくなくなってくると思います。

人によっては、そうした友人や知人から聞かされた恋愛の話、結婚の話を自分たちに置き換えて、比較してしまっているカップルもいるかもしれませんね。

大事なのは、お互いの気持ちです。お互いが心の底からデートを楽しめて、相手を信頼して、そして結婚する決意をする。それらはすべて相手ありきでなければできないことです。

それでも、マンネリが解消できなかったら……

でも長く付き合っているからって結婚しなくてはならない義務はありませんし、世界で一番分かりあえているという保証もありません。

上に書いたパターンばかりではなく、彼自身が本当にひどく変貌してしまうとか、マンネリの内容が不幸せである場合などもあるでしょう。そんな時は冷静に判断して新しいパートナーを探しましょう。

ただし、彼は今、あなたの彼です今は退屈でありきたりの日常かもしれませんが、未来のあなたにはかけがえのない時間になるかもしれません。「彼とは毎日だらだらしてたなあ」と未来のあなたのそばにはない彼を懐かしく思い出すかもしれません。

彼がいない未来の自分を想像してみてください。自由を感じてしまったらたった今別れるべき!ですが、心に隙間を感じるような切なさを感じたら……今夜彼にその思いを打ち明けてみてはどうでしょうか。前みたいにちょっぴりアツアツの時間を過ごせるかも。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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