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元カノと結婚して“れば”……「タラレバ男」たちが後悔していること

頭を抱える男性

2017年1月から、人気漫画「東京タラレバ娘」が実写ドラマ化されることで、全国の独身アラサー女性はざわついていることと思います。しかし、タラレバはなにも女性だけではありません。タラレバ娘ならぬ、「 タラレバ男 」も世の中にはたくさんいるのです。

今回は、タラレバばかり言っている タラレバ男 に、後悔しているタラレバエピソードを聞いてみました。

タラレバ男 1:真面目に転職活動をしていれば……

「付き合っていた彼女と結婚話がでてきたので、経済的な安定を求めて転職を検討しました。一応適当に何社か面接を受けたのですが、どれも不採用。唯一採用された会社は給料がいいもののしんどそうな仕事だったため辞退……。そこで彼女がキレてしまい、ふられてしまった」(30歳/飲食)

結婚のために転職とは、素晴らしいことですね。収入がよく安定した仕事につければ、今後の不安もグッと減るでしょう。彼女も転職については大喜びしたはずです。

でも、適当な転職活動、おまけに採用された会社を辞退となれば、彼女も「やる気あるの?」と思ってしまいますよね。辞退するくらいしんどそうな仕事なら、そもそも受けないほうがよかったのかも。もう少し真面目に転職活動を行えれば、どんな結果でも彼女から愛想を尽かされることはなかった気がします。

タラレバ男 2:もっと軽~く告白していたら……

タラレバ男

「漫画『東京タラレバ娘』の登場人物・早坂(主人公のことを以前好きだった、冴えない男)と同じく、俺も指輪持参で告白していました。結果は惨敗。次の日には女子のネットワークで俺の告白の重さが話題になっていて、俺はいい笑いものです。真面目な交際のつもりだったし、女性は指輪を渡せば喜ぶものだと思い込んでいました」(35歳/金融)

指輪は愛を誓う大切なものです。とはいえ、どれだけ本気の思いだとしても、まだ交際さえしていない状態で指輪を渡すのは重いですね。その重さを受け止めてくれる女性はなかなかいなさそう……。

また、女性の指のサイズや好みのデザイン・ブランドなどもわかりづらいものです。指輪はデザインによって、いつものサイズでは合わないということもあります。たとえ彼氏だったとしても、指輪のプレゼントはよほど自信がない限りはしないほうがいいでしょう。

タラレバ男 3:彼女の話をちゃんと聞いていれば……

「彼女から俺に対する軽い文句や愚痴を言われていたけれど、たいして本気にはしていなかったし、真面目に話も聞いていなかった。彼女はそのことに対するストレスが溜まっていったようで、最終的に捨てられました。せめて話をちゃんと聞いていればよかったと思います」(28歳/IT)

何か言いたいことがあったとしても、ストレートに言えないときは軽い感じや愚痴として言ってしまうことがありますよね。実はそこに、彼女の本音が詰まっていることは多々あったはずです。

人は相手の文句に対して「こんなこと、たいしたことない」と思いがちです。しかし、口に出されている段階で少し注意が必要。何度か同じことを言うようだったら、軽い感じでも真面目に受け取るのがいいですね。

タラレバ男 4:元カノと結婚していたら……

タラレバ男

「SNSで元カノの結婚を知りました。彼女がめちゃくちゃデブだったから別れたのですが、ウエディングドレス姿の彼女は普通体型になっていた。ドレスのためにダイエットをしたらしい。痩せたらそこそこ美人になっていたので、別れずに結婚していればよかったと思った。今は彼女さえいない……」(33歳/介護)

別れた理由が体型のみだったら、こんなに悲しいことはないですよね。体型は変えられるものなので、一緒にダイエットを頑張るという道も選べたはずです。

でも、一緒に頑張る道は選ばず別れを選んでしまった……。そう選択してしまった時点で、彼女との縁は自分で切ってしまったのです。体型のような変えられる部分に不満をもっている場合は、一緒にその不満部分を解消できるように努力したいですね。

タラレバ男 5:男同士で飲んでばかりいなければ……

「この作品では主人公たちが女子会ばかりしていることも話題にあがっていますが、俺も男友だちと集まってお酒を浴びるように飲み『いい女がいない』『○○ちゃんとヤッちゃった』みたいな話しかしていない……。男の付き合いと称して楽しんでいたけれど、その付き合い仲間もぞろぞろと既婚者となり飲み会が減ってしまった」(32歳/サービス)

女性は女子会、男性は飲み会という名の男子会。それぞれ「素敵な異性がいない」という話題で盛り上がり、タラレバ話に花を咲かせていたのでしょうね。

でも、行動を起こさないままでのタラレバ話は危険。タラレバを言っている間に周囲はどんどん結婚していくので、せめて行動しながらタラレバを言いたいですね。

タラレバは女性だけでなく、男性もつい言ってしまうもの。同じようにタラレバ話をする男性がいたら、あえて一緒にタラレバ話をするのもいいかもしれません。意外とそこから恋愛に発展するかもしれませんよ。

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神之れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。独身女性が抱える悩みのヒントになるような記事執筆を目標に活動中。名前の読みは「神之」で「カミノ」です。

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