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恋愛カウンセラーが指導・実践する、初対面で彼ママの気持ちを掴む方法

これまで数回に渡ってお届けしてきた「彼ママ」対策。リアルな女子の意見も参考になるけれど、恋愛のプロの意見も聞いてみたい。

そこで今回は、数多くの恋愛相談に答えてきた恋愛カウンセラーの坂田陽子先生に、初対面で彼ママの心を掴む方法についてお話を伺いました。

おじゃました瞬間〜お食事編:先方のルールに合わせよう

「第一印象はとても重要です。おうちに伺ったとき、まずは玄関前できちんと挨拶をしましょう」と坂田先生。とくに脱いだ靴をきちんと揃えるのは最低限のマナー。靴の脱ぎ方で彼ママに自分の「人となり」を判断されてしまう可能性もあるためです。

また、おじゃましたときに、食事をいただくことも多いです。当然、食事マナーについても意識を高く持つことが大事。

「社会人として最低限のマナーを身に付けておくことはもちろん、家庭ごと・地方ごとにお作法が異なることも。お邪魔する前に“ローカルルール”などを事前に確認しておくのが安心です。もし、一般的な作法と違っていたとしても決して否定したりせず、相手の家や地方のお作法に合わせるようにしましょう」

このほかにも、思わず反応に困るシーンもあります。たとえば、これまで目にしたこともないような、彼ママのオリジナル料理が出てきた場合はどう対応するとよいのでしょうか。

「たとえ自分の嗜好に多少合わなくても『美味しいです。今度作り方を教えてください』など、機転の効いた発言をすることも大事です。彼ママとしては悪い気はしないはずです」

食事が終わった後、気になるのはお手伝いをするべきかどうか。「言葉だけでも『何かお手伝いさせてください』と声をかけてください。ただし、あまり出しゃばらないことがポイント。キッチンにまだ親しくない女性がズケズケと入ってくることに、違和感をおぼえる彼ママもいます。食器を運ぶくらいにしておくのが安心です」

お泊り編:「お客さん」「他人」であることを意識した行動を

初対面の日であっても、彼ママが「泊まっていったら?」と勧めてくれることがあります。プロが考えるそんなときの注意点についても教えていただきました。

「お風呂に関しては基本的には最後に入りましょう。もし『お先にどうぞ』と言われた場合でも、必ず1度は辞退する旨を伝えるべきです。それでも勧めてくださる場合は、先に入ってもOKです」

入る前には「お先に失礼します」、お風呂上がりには「お先にいただきました」など、基本的な挨拶は欠かさず行うことが大事です。

また、洗い場を軽く流したり、湯桶やシャンプー類などを元通りに片づけたり、脱衣所も濡れたら拭いておくなど、後に使う人のことを考えた対応も必要。

その後の就寝時についても、厳守したいマナーがありました。「布団も部屋も彼ママが用意してくれたものを使わせてもらいましょう。彼と同じ布団やベッドで寝るのは絶対にNGです」と坂田先生。たとえ交際中の恋人同士であっても、息子と若い女性がくっついて寝ることに対して、彼ママとしてはよい気持ちはしないもの。

最後に、起床時の注意点についても尋ねてみました。「一番最初に起き出すのも寝過ごすのも厳禁です。あくまでも自分はまだ『お客さん』で『他人』だと自覚しなくてはなりません。お客さんや他人が誰よりも早く起きて何かしていると、彼ママも違和感を覚えますよね」

もちろん起床後は、使わせてもらった布団などを丁寧にたたんでおいたり、使用前のようにきちんとベッドメイキングをしたりするよう心がけて。

プロが指導・実践する彼ママとの初対面のお作法、皆さんもぜひ参考にしてはいかがでしょうか。次回は彼ママと距離を縮めた後の対応マナーをご紹介します。

【お話を聞いた先生】
坂田陽子さん
福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛に関するカウンセリングを開始する。数多くの相談案件を解決した経験から、独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、日本国内のみならず海外からも恋愛相談を受け、その相談件数は年間1万件以上にも上る。数多くの相談事例から導き出した「恋愛のあり方」「恋愛論」には定評があり、 各マスコミからの出演依頼やコメンテート依頼も多く、芸能人の恋愛問題から離婚問題まで幅広く「恋愛」に関して発信している。坂田陽子の恋愛力アップ相談教室

写真:Freedigitalphotos.net

梅田マトン

出不精系アラサー女子ライター。恋愛コラムを書くためのネタ探しを兼ねて飲みに行くことが多い。一方、家でゴロゴロするのも大好きなため、休日家から一歩も出ないことも。趣味は友人男女を出会わせてお見合いさせること、彼と食事に行くことなど。

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