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付き合う前にヤルと気持ちが冷める…女子がヤリマン化する原因とは?

前回は、営業マンのように目標人数を設定していた「経験人数ビッチちゃん」を紹介しました。

今回は、ワンナイトはワンナイトでもそればかりを繰り返す2人目のビッチちゃんをご紹介します。

飽きっぽい!?ワンナイトビッチちゃん

画像はイメージです
画像はイメージです

名前:ワンナイトビッチちゃん
年齢:アラサー(詳細不明)

今回は自他ともに“ヤリマン”と認めるワンナイトビッチちゃんです。

あなたのまわりにもいませんか?「両思いになると相手に興味がなくなる」という人。彼女もそんな感じです。

よく女性よりも男性に多いような気がしますが、彼女は比較的男性的な性格をしているので、それも影響しているのでしょうか……?経験人数ビッチちゃんとは違って、彼女の場合は初対面のときから“ヤリマン”を隠してはいませんでした。

見た目も比較的ビッチっぽいというか。割と派手な見た目で、おしゃれ、顔立ちもハッキリしていて、コミュニケーション能力にも長けている。この子から誘われたら確かに、男性はころっといっちゃうかもな……という感じがします。

実際にナンパや合コン、飲み会などでもお持ち帰りしたり、されたりをこの目で何度も目撃してきました。そんなワンナイトビッチちゃんは、なぜこんなことを繰り返すのでしょうか?

田口「ビッチちゃんは彼氏作らないの?」

ビッチちゃん「作りたいんだけどねー。行為に及んだ後、相手のこと、気持ち悪いって思っちゃう」

田口「え、エッチまでしたのに!?」

ビッチちゃん「そうなの。したら興味なくなるっていうか……」

田口「でも彼氏いたことあるんでしょ?」

ビッチちゃん「あるよ。同棲もしたことあったけど、ほんと一ヶ月とかしか無理だったなぁ」

……とまぁこんな具合に、彼女なりに決まった相手を求めてはいるものの、それがうまくいかないのだそうです。

結婚”できない”理由を教えてくれた彼女

Male embracing his sleepy woman

ワンナイトビッチちゃんもアラサー女子。ということで、彼女と話していると結婚の話題が出ることがあります。

ワンナイトを繰り返すビッチちゃんにも、結婚願望はあるそうです。ただ、ヤルと相手に興味がなくなってしまう彼女が結婚をするには、

1:一生ヤラない相手と結婚をするか
2:ヤっても興味のなくならない運命の相手を探すか

のどちらしかないような気がします。

「1」の場合は子供を作らない、外で遊ぶのをOKとすれば、彼女の性欲でも成り立つかもしれません。

「2」を探すのは至難の業、ここまで「2」のような男性を探してさんざん夜を過ごしてきたのに出会えていないということは、そろそろ諦めたほうがいいのかもしれません。ちなみに、経験人数ビッチちゃんより人数は多かった気がします。

そんな彼女を見ていて思ったこと。

非常に言いづらいことですが、世の中には結婚が“できない”人もいるということです。

それは、出会いがないとか、運が悪いとかそういうことではありません。結婚をするということが、本能的・生理的に不向きだという人です。

たとえば、彼女が言っていたような「他人と長く暮らせない」とか、性欲が旺盛過ぎてひとりの人とだけでは満足できないとか、そういったこと。

私もアラサー女子なので、自分のキャリアや結婚・出産をどうするかなどが常に頭にちらついています。

でも、結婚や出産をしなければいけないということは誰が決めたのでしょうか。 日本社会では結婚し、子供を産み育てることがマジョリティーの考え方です。だから、結婚しない人に対して「なんで?」、子供を生まない女性に対しても「なんで?」という問いが繰り返されます。

でも私は反対に、マジョリティーの方々に聞いてみたいです。

「なんで結婚したの?」と。

「愛してるから」であれば、愛してるなら一緒にいるだけで籍を入れる必要はないですし、「子供がほしいから」であれば、必ずしも結婚しなくても子供は作れます。マジョリティーの結婚肯定派の方にこそ、その道が本当に正しいのかどうか、答えを聞かせてほしいです。

アラサー女子が結婚を目指すというこの「DOKUJO」。だからこそ自分が結婚する、もしくは結婚したい本当の意味を、自分に問いかけてみるのはいかがでしょうか。

文・田口桃子
女性向け動画サイト「GIRL’S CH」プロデューサー。女性メディアDOKUJOで「となりのビッチちゃん」連載中。性に対して前向きな女性を「ビッチちゃん」と呼び、普段あまり取り上げられない彼女たちのライフスタイルを世に広めることで日本のタブーに挑戦している。「となりのビッチちゃん Vol.1 – 女性向け動画サイトプロデューサーが語る、女子の最新「夜事情」とは?」 

田口桃子

GIRL'S CHプロデューサー。

2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。

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