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パイズリはムリです……貧乳女子がセックス中「拷問!」と感じた瞬間

下着メーカー「トリンプ」の調査によると、一番売れるブラのサイズは、1980年にはAカップが過半数を超えていましたが、2004年にはBカップとCカップがそれぞれ27.8%と最も多くなり、Dカップの女性も1割ほどに増えているそうです。

栄養バランスの整った食生活など、ライフスタイルの変化が女性の胸を大きくしたともいわれていますが、まさに貧乳女子にとっては「生きづらい時代の到来」です。今回は、少数派として細々と生きる彼女たちに、思わず「拷問だよー!」と言いたくなってしまった、セックスでの気まずい体験エピソードを伺いました。

「全体的に小さいね」といわれたとき

「今の彼と初めてセックスをしたとき、彼が私の胸元を見つめて『全体的に小さいね』と微笑みながら一言。もうその笑みは、私のカラダを嘲笑っているようにしか見えませんでした。後日、そのことを彼に伝えると、『あれは、華奢で可愛いっていう意味で言ったんだよ』と弁明していましたが、今でもコンプレックスになっています」(24歳/編集)

「小さい=華奢」というのは、素直にほめ言葉と受け取ってもいいところだと思いますが、貧乳女子にとって、身体に対する感想はすべて胸に変換されてしまうようです。

確かに華奢な女性は貧乳の人が多いですが、「細いね」ではなく「小さいね」と言われると、もう胸のことを言っているようにしか思えませんよね。

元カノと比較されたとき

「ずっと好きだった男性とデートをして、その帰り道になんとなくいいムードになり、ホテルに入ることに。セックス中は最高に幸せな気持ちだったのですが、終わった後に彼が『元カノの半分くらいしかないね』と一言。それだけは言わないでほしかったです」(28歳/営業)

貧乳女子は、彼の元カノが巨乳だったらどうしよう……と常々不安に思っているそう。「貧乳の方が好き」という男性もたくさんいるので、元カノが巨乳だったからといって必ずしも落ち込む必要はないと思いますが、デリカシーなく比べられてしまったらさすがにショックを受けてしまいますよね。

男性は、なぜかデリカシーのない人が多いもの。相手は何気ない発言だったとしても、深く傷つくこともあるでしょう。しかし、元カノは元カノ、自分は自分……と言い聞かせ、貧乳でも好きになってくれる男性を探したいものです。

パイズリができずに沈黙したとき

「当時付き合っていた彼が仰向けに寝ている私の胸におち〇ちんのせてきたことがありました。パイズリをしたいんだろうなぁということはわかったので、がんばって『ない胸』を寄せてみたけど、彼のモノを挟むことはできず。とにかく恥ずかしくて、そのあとも全然セックスに集中できませんでした」(26歳/IT)

状況がリアルに浮かぶから、悲劇としか言いようがないでしょう。こんなことされたら、誰だって「私、貧乳なんだ……」と不安になってしまいますよね。

男のファンタジーとはいえ、AVの真似をしたがる若造くんは、こちらから願い下げです。

暗闇の中、必死で胸を探す彼をみたとき

Woman measuring her breast size

「部屋の電気を消してセックスをしたとき、胸の場所を見失ったのか、彼の手が私のわき腹やおなかに。明らかに手の動きで、胸を捜しているんだなというのがわかって、申し訳ない気持ちになりました」(26歳/IT)

貧乳を見られたくないがために、電気を消したいという女性も多いのではないでしょうか。しかし、コンプレックスを隠すためにとった行動が、こんな災難を招く恐れもあるんですね。

自虐発言に彼のぺ〇スが萎んでしまったとき

「自分の体型に自信がないので、『私、胸ないでしょ』『小さくてごめんね』と自虐的なことを言っていたんです。最初は彼も『そんなことないよ。可愛いよ』って慰めてくれていたのですが、やはり下半身は嘘をつけなかったみたいで。『大きい子のほうが好きなんでしょ?』といった途端に、彼の動きがストップ。知らないうちに雰囲気をぶちこわしていたようで、反省しました」(25歳/事務)

セックスのときの女性の「恥じらい」は、男性のやる気に火をつけるものですが、可愛げのある自虐ネタも度を越えると、仇になります。注意しましょう。

「貧乳」「毛深い」「ぽっちゃり体型」など、ほとんどの人は、じぶんの身体にコンプレックスを持って生きていますが、セックスパートナーを選ぶときは、それらを隠さずに付き合える人を選んだほうが幸せになれます。

どんなに小さなおっぱいであっても「個性」として受け止め、存分に愛してくれる男性を探したいものですね。

岩崎みさと
岩崎みさと

1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。

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