選択肢が多いカップルの形☆独身パリジェンヌの恋愛事情[Vol.4]
| ツイート |
選択肢の多い独身パリジェンヌのカップルの形[Vol.4]
カップルの真剣なお付き合いの先に意識するのは、結婚という形ですね。2009年の両国の平均初婚年齢を比較すると、フランスは男性31.7歳、女性29.8歳で、日本は男性30.4歳、女性28.6歳となっています。フランスのほうが男女ともに約1歳ほど遅くなっていますが、この理由の一つとして、フランスには結婚以外の選択肢があるということが挙げられます。
リベラルな世代に選択される結婚以外の形「PACS(パクス)」

象徴的なのは、1999年に制定されたPACS(パクス)という法律。
異性同士、そして同性同士でも結べる結婚に準ずる連帯契約の形です。
もともとカトリックの影響が強いフランスで、結婚が認められない同性同士のカップルを主に対象としたものでした。
実際は結婚という概念にこだわらない世代のカップルに多く受け入れられ、「結婚しないカップル」というものが主流になっていくきっかけとなりました。
フランスでは、できちゃった結婚は存在しない!

日本でもスタンダードになりつつある「できちゃった結婚」ですが、フランスでは妊娠をきっかけに結婚をするカップルは極めて稀です。
日本では結婚をしていないと、そのカップルから生まれた子供は非摘出子として認識され様々な法律的な権利の制限を受けますが、フランスではそういった制限がありません。
両親の婚姻関係に関わらず、子供は結婚している両親の子供と相続等において同等の権利を受けることができて、両親も税金や法律的な面で制限を受けることがないのです。
つまり、結婚する、もしくは結婚しなくてはならない理由というものが日本に比べて少ない。
その影響により2006年以降のフランスでは、生まれた子供のうち非摘出子が摘出子を上回るという現象が起きています。
社会的にも法律的にも保護されている未婚カップルとその子供
ちなみに私の知っている中では、子供が2人生まれているフランス人カップルと、子供が1人の日仏カップルがいます。
この2組に共通しているのは、「結婚する必要性を感じないから」結婚をしないまま家族形態を続けているとのこと。社会的にも法律的にも、それで全く問題がないのです。
それから、日本人女性に多くみられるのが、恋人のフランス人男性とパクスをしてフランスに滞在し続けるという方法。
フランスでは、外国人が学生として滞在できる期間は数年と限られており、企業から正社員として雇われ滞在の権利を得ることができるのはほんの一握りの人のみ。
そこで離婚時の手続きが面倒な結婚よりはハードルの低いパクスをすることにより、日本人も結婚した状態と同じような権利、例えば就労できるといったことが可能になるのです。
30歳以下の若い世代に変化が起きている?

こうして結婚しないカップルが一般的になりつつあった2000年代でしたが、30歳以下の若いカップルたちは、結婚をするという選択に戻りつつあるようです。
数年間同棲した後、子供が生まれても結婚しなかった上の世代とは違い、結婚というけじめをつけるという新たなトレンドが生まれているのです。
これには、やはり両親の影響があると言われています。
結婚をしない傾向のあった35歳〜40歳前後のカップルの両親(60〜70歳)はリベラル世代で、その下の世代は伝統を重んじるという保守的な傾向があります。
やはり結局は、自分たちの一番身近にいるカップルのモデル=両親が一番の影響力を持つということなんですね。
























![選択肢が多いカップルの形☆独身パリジェンヌの恋愛事情[Vol.4]](http://www.dokujo.com/zzz/base/img-friend.jpg)



