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必ずチェック!「おりもの」は凄いバロメーターだった!

下着が汚れてしまったり、匂いが気になったり、トイレに行くといつも気になってしまう「おりもの」。日によって色や量、粘度や匂いが違って、「もしかして性病……?」と心配になってしまうことも。

月経のサイクルによって子宮や膣の状態が変化していくのに合わせ、おりものも変化しています。月経サイクルに合わせたおりものの変化と、おりものの状態で分かるカラダや性病のサインをご紹介します。

生理周期に伴うおりものの変化

生理後は、月経のサイクルの中で一番おりものの量が少ない時期です。そのためおりものに関しては快適に過ごせる時期と言えます。少量の血が2~3日混ざるのは、生理後の余韻なので大丈夫。

生理後1~2週間は、排卵へ向けておりものが増加していく時期です。水っぽくさらさらしたおりものが次第に粘性を帯びてきます。その理由は、排卵が始まるため、受精しやすくする為です。

生理後3週間~生理前は、おりものの量はピーク時より減少しますが、粘性がさらに強くなりどろどろとしたものになります。色も白濁して卵白のようなものになってきたり、下着に付着したおりものが黄色っぽく見えることがありますが正常です。また、人によってはおりものの臭いが気になることも。生理前のおりものは匂いも少し強くなり、逆に嗅覚が敏感になる人もいるようなので、気にはなるかもしれませんが心配は無用です。

匂いや色で自分の膣の状態がわかる

白濁したり、色がついていたりしても、上記のようなものであれば大丈夫。では、どんな時には注意が必要なのでしょうか。

例えば匂いが腐ったチーズのような匂いだったり、硫黄のような匂いの場合。もともと膣内を酸性に保つためにおりものはすっぱい匂いがしますが、そのような異常な匂いのときは要注意。カンジダの可能性があります。

また、色が少し黄色っぽく形状がポロポロしたカッテージチーズのような場合、カンジダの可能性が大です。痒みが出る前に婦人科へ行くことをおすすめします。

ちなみに生理前に鉄のような匂いがするのは、生理前の少量の出血が原因なので問題ありません。

おりものを知る=カラダを愛するということ

どちらかと言わなくても、「汚いもの」「嫌なもの」と捉えられてしまう、おりもの。しかし名前の通り「女性からおりてくるもの」であり、出産のために絶対必要なものです。また説明してきたように、子宮や膣など外からでは分からないカラダの状態を教えてくれるものでもあります。

下着を見るのがなんとなく嫌という女性も多いでしょうが、ちゃんとおりものの状態を知っておくというのは自分のカラダを愛することにつながります。また自分が気づかなくてもパートナーがセックスのときに気づいてくれることも多いので、パートナーにもおりもののことを伝えて、カラダの異常があればすぐわかるようにしておくといいですね。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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