fbpx

死刑台のエレベーター[映画レビュー]

愛と疑惑の間で揺れるヒロインに目がクギづけのミステリー。

– あらすじ –
吉瀬美智子、阿部寛、玉山鉄二、北川景子、りょうとスターキャスト共演が話題の本作。フランス映画界でいまもなお語り継がれる傑作『死刑台のエレベーター』のリメイク作。スターキャストを配して、日本で蘇った傑作ミステリーなのです。 港を見下ろすホテルの一室で、芽衣子(吉瀬美智子)は電話で愛人の時藤(阿部寛)に告げる。「もう離れられない。だからやるのよ」。 時藤はオフィスの自室の窓から、会長室のベランダにロープを渡し、拳銃を持って上がる。部屋には会長(津川雅彦)がいた……。 芽衣子と時藤は15分もあれば始末できると思っていた。ところが、ことはそう簡単には終わらず、時藤はエレベーターに閉じ込められてしまう……・。彼のオープンカーを警官(玉山鉄二)が盗んだことから、もうひとつの事件が発生する……。
監督は『のんちゃんのり弁』の緒方明監督。オリジナルは1957年のルイ・マル監督作。(主演はフランスの名優のひとり、ジャンヌ・モロー)/10月9日より、角川シネマ新宿、渋谷HUMAXシネマにてロードショー/
配給:角川映画
監督:緒方明
キャスト:吉瀬美智子、阿部寛、玉山鉄二、北川景子、りょう、平泉成、津川雅彦他
©2010『死刑台のエレベーター』製作委員会

愛しているなら私を奪いなさい!悪女のささやき

映画はファーストシーン、衝撃の愛の告白から始まります。

「愛している、離れられない、だからやるのよ」 え、何を……? と思う間もなく、埠頭でオープンカーに乗っている時藤の手に芽衣子からのプレゼントが。

その中には拳銃!芽衣子は会長夫人。立場が上の彼女は、自分の手は汚さずに愛人に罪を犯させようとする。

これぞファムファタール! 夫が彼女をうらみながら死ぬことはない。自分も捕まらない。

目的はきっちり果たしつつ、自分は涼しい顔。芽衣子は悪女の典型なのです……と思っていたが。

真実の愛は邪悪な心を歪ませる!

ところが15分で終わる計画が、アクシデント発生により、終わりのない恐怖に変わる。

エレベーターに閉じ込められた時藤は芽衣子との連絡を断たれてしまった。

「彼に何かあったのか……」

とまどう芽衣子は目の前を通り過ぎた時藤のオープンカーの助手席に若い女(北川景子)が乗っているのを見て、心がざわめく。

大胆な犯罪計画を愛人に実行させ、クールを装っても、芽衣子の愛情は本物。ゆえに、アクシデントにとまどいの表情を浮かべるのです。時藤はなぜ連絡をくれない……あの女は誰?と。

疑惑と愛情の狭間で揺れるヒロイン

さまよう芽衣子は、疑心暗鬼にとらわれながらも真実を追いたいと思い、一方、そのとき時藤の車を盗んだ警官と若い女のカップルはある犯罪に手を染めてしまいます。

15分で終わるはずだったひとつの犯罪計画が、次々と人を飲みこんで、思いがけない方向へ転がっていく……。

ヒロインの疑惑と愛情の狭間で揺れる心、警官と行動を共にしたせいで犯罪に巻き込まれていく無鉄砲な若い女。共感度は高くないけれど、この映画、彼女たちだからこそ成立したんだと思う。

好きな人と一緒にいたいという気持ちを成就させるために邪悪な道を選んでしまったヒロインの行く末は……。

この先はぜひスクリーンで。クールなヒロインが愛で変化していく様を見てください。

ヒロインの女子力★★★★★(彼への愛情と執念がすごい)
ドキドキのスリル力★★★☆☆(オリジナル知らないとドキドキする)
ウットリのファッション力★★★★☆(美術、小道具、衣装にこだわりあり)


たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

試写会プレゼント情報

■試写会日時:9月28日(火)18:00開場・18:30開映
■場所:よみうりホール(千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
■当選者数:10組20様分(抽選にて)
■応募方法:終了しました。
■締め切り:9月21日(火) 23:00まで
※発表は試写会招待状チケットの発送をもってかえさせて頂きます。
■お問い合わせ:東京女スタイル試写会プレゼント係(info@sucmedia.co.jp)

劇場公開情報

■上映:10月9日(土)より全国ロードショー
■監督:緒方明
■キャスト:吉瀬美智子、阿部寛、玉山鉄二、北川景子、りょう、平泉成、津川雅彦 他
■原作:死刑台のエレベーター・ルイ・マル監督(仏) [DVD]

この記事を読んだ人におすすめ
SNSでは言えない本音が語れる匿名掲示板