R-1ぐらんぷり2013で優勝！三浦マイルドって一体どんな人？

2013年Ｒ-1ぐらんぷりで、「広島弁講座」「道路交通警備員」のネタを披露し、見事優勝を果たした三浦マイルド。

頭頂部の毛髪に特徴がある彼だが、一体どんな経歴を持ちこの優勝を勝ち取ったのだろうか？

芸人として年収30万。時給870円のバイトも兼務

よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する、三浦マイルド（本名:三浦健一）。 芸名は、好きなタバコの銘柄「ラークマイルド」から名付けたという。

彼は2000年から芸人として活動するも、残念ながら大きな華が咲くことがなかった。収入は「見栄を張って30万」と本人が話すほど。それでは生活できず、伊藤ハムの販売のバイトを週4回しているそうだ。

しかし、彼の同期は活躍している芸人が沢山いる。たとえば、友近･モンスターエンジンの西森洋一･ガリガリガリクソンなどだ。

同期が活躍をしていく中、実は2009年Ｒ-1ぐらんぷりで準決勝進出も果たしていた。関西テレビ「新春大売出し！さんまのまんま」の中で、今田耕司オススメ芸人コーナーで紹介されたのも2009年だ。

ABC「クイズ!紳助くん」にも約2年間出演していたが、なかなか知名度が上がらずに過ごしてきた。よしもとからも、「戦力ではないから、いつ辞めても良い」とまで言われていたそう。

そこでやっと、Ｒ-1ぐらんぷりで優勝し、活躍の場が一気に広がる運びになったのだ。優勝翌日には、早速フジテレビ「笑っていいとも!」に出演しネタを披露した。

フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」でも、優勝直後に先輩芸人からチヤホヤされる場面が放送された。 優勝して知名度が上がると、よしもとから優しく扱われるようになったというエピソードも明かしている。 しかし、困ったことにネットでは、三浦マイルドの優勝に批判的な意見も多いのだ。

三浦マイルド本人のツイッターにも、批判的意見が書き込まれた。しかし、大人な対応を続け自身の意見を発してきた彼は、そこに人間の大きさがうかがえる。

というのも、今までのお笑いライブの売上金の一部を、寄付金としてきたのだ。これからも社会貢献をしたいと話す彼は、顔に似つかず優しい人間なのだろう。

今までは女性ファンが全く付かなかったというが、これを機に黄色い声援も浴びるようになるはず。一発屋で終わらず、これからも面白いネタを提供してくれることを期待したい。