fbpx

銀座のママが吉原の格安ソープ嬢に!?夜の世界の暗黙のルールとは

銀座のあの有名クラブのママがまさかの吉原のソープ嬢に?!

ホステスは給料カット、売り上げたお客さん達も未払いの嵐。不況の風が吹きすさぶ、かつてのきらびやかな銀座はここまで厳しくなっていた。

きらびやかだった銀座、今は閑古鳥

銀座の女性はきらびやかなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。夜の銀座を歩いていると、キメキメの髪をした大人の綺麗なお姉さま、そしてそれに同伴しているお金持ちのおじ様たち。

キラキラ輝いていて、色んなドラマが繰り広げられている。そんなイメージをお持ちの方はとても多いと思います。

しかし、不況のあおりをうけて、ここ数年で銀座の中だけで100を越える店が閉店。不況の波は、ダイレクトにこの街にその影を落としていました。

夜の世界の知られざるさまざまなルール

水商売にはいろいろなルールがあります。

銀座であれば「ある店あるホステスの紹介で行った客に対して付く売上げは、すべてそのホステスのものになる」。つまりお客さんが誰を指名しようがそのホステスの売上げになる「係制」というルール。

他には、遅刻したら罰金を払わなければならないなど、さまざまな暗黙の掟があります。

水商売最大の特徴、鉄の掟「カケ」とは

その中でも、特に有名なルールが「カケ」。つまり売掛金です。飲み屋の「ツケ」と同じと思えば分かりやすいでしょうか。

銀座は特に接待で使われることが多かった特性上、お店に来てもらったお客さんが飲んだ後に、会社にカケの請求書を送っていたことも昔はよくありました。

銀座だと値段が高すぎて、会社が払ってくれるにしても、個人では一時的にも立て替えるお金も持っていない場合もあったからです。

客の未払いは担当ホステスが立て替えるべし

この「カケ」は銀座に限らず、ある程度の高級店であれば広く取り入れていたシステム。飲み屋と違うのは、お客の未払い金=ホステスが店から借金をするという考え方。

接待でよく使われる銀座は特にこれが多く、夜の世界では「カケ」をお客さんが払わなければ、その担当ホステスが替わりに払わなければいけません。

銀座をよく使うお客さんであれば、月に100、200万と使うことも。もし払ってもらえない場合、ホステスが自腹を切ることになります。

貯金があればいいですが、それでも足りないときは自分で働いて返すしかありません。

銀座のママといえども吉原のソープで働くことも

あるお店では、大口のお客さんが何百万と使って、逃げてしまいました。当然、ママはその人気ホステスがカケを立て替えるだろうと思っていたら、なんとそのホステスが雲隠れ。 そのお店は彼女のお客さんだけでもっているようなお店。他のお客さんも来なくなり、ママはカケのお金ももらえずダブルパンチ。

銀座は日本一家賃が高いと言われています。ホステスの給料も、ものすごく高い。一度でも滞納すれば途端に銀座中で噂が広まります。なによりプライドが許しません。なんとしてもお金を作らなければいけない。

そんなママが選んだのは、手っ取り早くお金を作ることが出来る吉原の格安ソープでした。年齢がいっている分、高いお店では雇ってもらえません。お昼はソープで働いて、夜は店に出勤。

ママとなれば、お客様の付き合いを断るという選択肢はありません。朝まで飲んで、昼はソープ、夜働いて、睡眠時間は2時間を切り、それでも出ないとお店は潰れる。

ママが元気がないと店も盛り上がらないので、売上も上がらず、負のスパイラルに陥っている……そんなお店もあるとのこと。

きらびやかに見える銀座の夜の世界も、決して楽ではないようです。

ピータン先生

ひよこのコラムニスト。時事ネタを得意とするがパソコンを打つのが非常に遅く「ひよこだから仕方がない」と言い訳して編集部に常に怒られている。 ブログに『ピータンの時事ネタブログ』がある。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ