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朝の胸キュン指数を上昇させる「あまちゃん」のミズタクとは

平均視聴率23.9%(8月末・関東地区)を記録し、9月28日の最終回を間近にしてもまだまだ人気上昇中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。

能年玲奈、小泉今日子、宮本信子ら主要登場人物だけでなく、1人1人の個性が突出している脇役陣の演技も魅力の1つです。

女性視聴者を虜にする”ミズタク”って誰?

女性視聴者を虜にしている脇役、 “ミズタク”をご存知ですか。ミズタクとは、松田龍平演じる天野アキ(能年玲奈)のマネージャー水口琢磨です。「あまちゃん」ファンから”ミズタク”と呼ばれています。

ミズタクは、目立った長所も短所もない、どこにでもいるような男性という印象が強いキャラクターでした。しかし、彼が変化を見せたのは、物語の後半。アキが本格的にアイドルを目指す東京編です。

飄々として頼りなかったミズタクが、事務所社長の太巻(古田新太)にアキのデビューを直談判し、アイドルになることに思い悩むアキの携帯に情熱的な伝言を残し、悩み続けるアキを連れ戻すため岩手に向かい、数時間でとんぼがえりをしたこともありました。

アキの恋人の種市浩一(福士蒼汰)に敵対心を燃やすこともあれば、アキに隠れてこっそり嬉し涙を流すことも。おまけに、太巻の大手芸能事務所をクビになったアキを追いかけ、新たな個人事務所(アキの母・春子が設立)に転職までする熱血青年に大変身。

ネット騒然!情熱的でツンデレな”ミズハグ”に胸キュン指数が急上昇!

とりわけ反響が大きかったのは、映画のオーディションでヒロインを勝ち取ったアキに感極まったミズタクがハグ(以下、ミズハグ)をしたシーン。外国でよく見る挨拶程度の軽いハグではなく、公衆の面前で思い切り抱きついていたのです。

ミズハグをされたまま「泣いでんのか?」と問いかけるアキに、「うるさい、もっと泣くぞ」と、ミズタクのツンデレが垣間見えて、朝の胸キュン指数も急上昇。「そのままアキちゃんに愛の告白を……!」と思った視聴者は多いようです。

アキのために健気に奮闘し、アキの振る舞いによって感情を揺さぶられるミズタクに、「アキちゃんに恋しているのでは……?」と思うことが多々あります。自分の恋心をアキに伝えられないまま、仕事というフィルターを通して愛情を伝えているように見えてならないのです。

相手の心を読み解けないからこそ、きちんと向き合うことが大事

よくよく考えてみると、一見、モテ要素の見えないミズタクのような男性は、私達の身近にたくさんいるのではないかと感じます。ドラマで人気のキャラクターが現実にいるなんて考えられない、と思うかもしれませんが、ミズタクに胸がキュンとするのは、ミズタクの健気で情熱的な心の揺れが私達に伝わってくるからです。

現実世界になると相手の心を読み解くことは、なかなか難しいですよね。でも、相手の考えていることが分からないからこそ、身近な人と正面から向き合ってみてはいかがでしょう。その人の新しい魅力を発見できたら、新しい恋が始まるかもしれませんよ。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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