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【毒舌独女】大島美幸と鈴木おさむのマタニティハイがうっとうしい!

不妊治療の末、今年6月22日に3,885グラムと大きな男の赤ちゃんを出産した、森三中の大島美幸。 これは、大変、喜ばしいことだし、不妊治療に臨んでいる人の希望にもなるんじゃないかな。

しかし、その後が、ちょっと・・・。

夫の鈴木おさむが発表した息子の名前は、「笑福」と書いて「えふ」と読ませる、微妙なキラキラネーム。 漢字のぶった切り読みが定着してきているとはいえ、あえて「福」をぶった切る暴力的な名前。

いいの?ねぇ、息子の「福」をぶった切って大丈夫なの? 字面は、とってもお目出度いのに、読みで台無しにしている。 縁起が悪い。 私なら、まず、こんな名前は付けないね。

名前発表から、不穏な空気が漂い始める。 「この夫婦、何か勘違いしてない?」な感じの。

けれど、そんな空気は、どこ吹く風のご夫婦。 今度は、出産時の映像を7月5日の『世界の果てまでイッテQ!』で放送するという。

ドン引きである。

この日の為に、陣痛からヘルメットにCCDカメラを付けたものをかぶって、大島の顔を撮影していた模様。 誰が、陣痛に苦しむ大島の姿を見たがるんだよ。

出産時に映像を撮る人は、ままいるけれど、それは身内だけで、「あの時は、こうだったねぇ」と思い出に浸るもの。 何故、赤の他人の出産を見せられなければならないのだ。

そりゃ、不妊治療は大変だっただろう。 妊娠してからも、色々と心配なこともあっただろう。 無事、生まれてきてくれて、嬉しいというのは、よくよく判る。

でも、出産時の映像をテレビで流すって、違うくない? 鈴木おさむは、「芸人として。母親として。妻は出産を経験しました」なんて、のたまっているけれど、お腹の子供にしてみたら、お母さんが芸人だなんて、関係ないじゃん。

っつかさ、「芸人」って立場を利用して、より多くの人に我が子の出産を祝ってもらおうって魂胆じゃないの? 「我が子の誕生は、何ゴトにも代えがたきものであるぞー!」って押し売りされている感じが、本当に嫌。

芸人だから、こんなことするんじゃない。 同じ森三中の村上知子も出産をしているけれど、こんな幸せの押し売りなんかしなかったでしょ?

夫婦揃って、マタニティハイになっているんだよ。 マタニティハイになって、周りが見えなくなっている。 それだけ、不妊治療が辛かったんだろうなとは思うけど、やっぱ、迷惑。

まぁ、『イッテQ!』を見なきゃいいんだけどね。 見ないけれど、これまで私の中で、この夫婦の好感度が高かっただけに、現在の状況は寂しいものがある。 友だち同士で、妊娠出産で疎遠になる人もいるけれど、まさか、赤の他人でも心が離れていくとは思ってもみなかった。

この夫婦、正気に戻ることは、あるのかな。 このままなら、何か事あるごとに、笑福くんを表に出してきそう。 育児本は、必ず出すね。50円、賭けてももいいよ。絶対、出す。

芸人なら、私生活の切り売りじゃなくて、ちゃんとした「芸」で人々を魅了してもらいたいものだ。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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