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オードリー若林、楽しいって重要?「エンジョイ・ハラスメント」発言に共感の声

出典:株式会社ケイダッシュステージ「オードリー」プロフィール

2017年11月7日に放送された『7RULES(セブンルール)』での、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(39)の発言が話題になっている。

番組では、ファストファッションブランド「H&M」のPRマネージャーを務める室井麻希さん(37)に密着。

室井さんは「朝起きたときに”会社に行きたくないな”って絶対に思わないでほしいんです。そのためには、楽しいことをしているのが一番だと思うので、華のある部分を自分がとってはいけないと思っていて、その部分はチームに残しておくように気を付けています。みんな、すごく楽しいと思ってくれていると信じています」と、仕事に対する考えを語った。

このVTRをみていた若林は、仕事は楽しんだ方がいいとする風潮を「エンジョイ・ハラスメント」だとコメント。「”ダルイな”と思って仕事の現場に行って、ちゃんとやって”これで良かったな”ぐらいで帰ってもいいと思うんです。ネタ作るのなんて、ぜんぜん楽しくないですよ。面倒くさいし”クソ”と思いながらサンマルクに行って書いて、ライブが終ったら”まあ、よかったな”ぐらいでいいと思ってる」と、持論を述べた。

若林が番組で語ったことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

分かる!仕事は仕事!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「これなんか分かるなぁ。良いこというじゃん」
「本当にそう思う。仕事を楽しめる人なんてごくわずか。仕事はあくまで生活するためにあるもの」
「就活してても”アットホームな職場”みたいな宣伝文句ほど胡散臭いものはないと思ってた」
「”楽しい”が仕事になれば、みんな苦労はしないよね。楽しくないし、楽しめなんて押し付けも鬱陶しいわ」
「私も仕事を楽しむ気はないかも。仕事=やりがいとか好きなことでは無い。お金を稼ぐ手段として割り切って働いてた方が性に合ってる」

若林の発言を絶賛し、共感するコメントが並んでいる。

仕事をするなら、楽しんで出来たらいいと思うことは当然であるが、楽しい仕事を、実際にどれだけのひとがしているだろうか。

1日のうち、大半の部分を占める仕事の時間を、楽しめるように工夫したり、上司が率先して雰囲気を盛り上げてくれることは心強い。しかし、楽しくなくとも、それぞれに折り合いをつけて頑張っているのだ。若林の発言は、そんなひとたちに響いたのかも知れない。

ポジティブの押し売り?エンジョイ・ハラスメントの被害者は多い?

仕事のことだけでなく、普段の生活でも”楽しまなければいけない”という風潮があることについても意見が集まっている。

「仕事を人生に置き換えても言えるかも。なんか楽しくなきゃダメ、充実してなきゃダメ、みたいなプレッシャーってあるよね」
「こういう押し付けがあるから、リア充なんて言葉が生まれる」
「楽しんでモチベーション上がるならいいと思う。けどそれを他人に押し付けるのは違うよね」
「何事もポジティブでなきゃいけないみたいな押し付けは確かにしんどいわ。性格とか個性とか人それぞれだから」

楽しくないとだめ、充実していないと負けだとされてしまう風潮があることを感じているひとが多いようだ。

私生活が充実しているという”リア充”ということばがある。パートナーがいたり、趣味を満喫しているひとに使われる場合が多いが、1人でいても、趣味がなくとも、充実していないわけではない。”楽しむ”の価値観はそれぞれで、押し付けられても窮屈である。

モチベーションを共用できれば、楽しみは大きくなるだろう。しかし、それが強要になってしまえば、まったく楽しくないのだ。価値観の違いを責めるよりも、それぞれに楽しんだ方が平和なのかも知れない。

これからも考えの違いで、色んな意見が交わされることがあるだろう。世間の関心や、考え方について注目していきたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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