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『ビブリア古書堂の事件手帖』映画化決定も微妙?期待できない理由って?

出典:『ビブリア古書堂の事件手帖』公式サイト

2017年11月8日に、作家の三上延氏(46)の人気小説『ビブリア古書堂の事件手帖』が映画化されることが分かった。

『ビブリア古書堂の事件手帖』は、若くて美しいビブリア古書堂の店主が、本の知識と独自のプロファイリング能力で、古書にまつわる謎を解き明かしていくミステリー。

店主の栞子(しおりこ)を、女優の黒木華(27)が、栞子に想いを寄せる店員の大輔を、俳優の野村周平(23)が演じることも発表された。

映画の撮影は10月から始まっており、黒木は「ぼそぼそと喋るところや、ひとの目をパッと見られないところなど、雰囲気を近づけられるように意識しました」と、自身の役作りについてコメントを出している。

映画は黒木と野村のW主演で、来年の公開が予定されている。

人気小説『ビブリア古書堂の事件手帖』の映画化決定に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

イメージが違う?キャストが微妙……

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「私の中の栞子のイメージが……」
「2人とも嫌いじゃないけど、原作ファンとしてはイメージ全然違うんだよなぁ」
「大コケの予感しかしない!!」
「黒木さん、古書が似合いそうなのはいいけど、役には合ってないんじゃ?というか男性の方が野村さんって……」
「野村周平もイメージ違うんだよなぁ。五郎丸選手や鈴木亮平みたいなゴリマッチョ感ある人が良かった。若手俳優でそういう人いないのかな」

せっかくの映画化決定も、歓迎しているようなコメントはほとんどみられなかった。

とにかく、キャストに不満があるひとが多いようだ。原作が人気小説であることから、小説を読んだことがあるひとが多く、それぞれにイメージをもっているひとが多い。それが、今回発表された主演の2人には当てはまらないと感じたようだ。映画はまだ撮影中であり、どこまで原作ファンを納得させることができる作品に仕上がるのか、気になるところである。

期待できない理由って?ドラマ化のせい?

人気小説やマンガを実写化する際には、原作のファンから苦言を呈されることは少なくないが、ここまでマイナスコメントを集めてしまった原因はどこにあるのだろうか。

「なんでこの役を雰囲気美人ばかり起用するの?原作そんな設定じゃ微塵もないのに」
「ドラマ化したのを映画化するの流行ってるの?」
「ドラマも大コケしてなかった?なんでまた実写化しようと思ったの?」
「1回ドラマでしたのに、わざわざお金払ってまで見に行くひとっているの?」
「原作ヒロインは巨乳美人設定だったはずだが、いつもキャスティングに反映されてなくて原作ファン可哀想」

『ビブリア古書堂の事件手帖』が実写化されることは、今回が初めてではない。

2013年1月から3月まで、剛力彩芽(25)とEXILEのAKIRA(36)が出演して、フジテレビ系の月9枠でドラマ化されている。ドラマ版では、ロングヘアーのはずのヒロインを、ボーイッシュなショートヘアーの剛力が演じたこと。AKIRAの演技力が気になるなど、あまり好評だったとは言い難い。

つまり、原作ファンにとっては、ドラマ化で1度期待を裏切られたような想いがあるのだ。

人気小説やマンガが実写化されるケースが増えているが、その度にキャスティングには批判が寄せられている。

全てのひとを納得させることは不可能ではあるが、毎回のように批判を受けるのであれば、改善するべきなのではないだろうか。原作ファンの意見を聞くようなアンケートの実施を求める声もある。原作ファンの想いが反映されるようなキャスティングがあっても良いのかも知れない。

これからも原作が小説やマンガの実写化作品が制作されることだろう。どんな作品が選ばれ、どんなキャスティングがされるのか。原作ファンがどう思うのかや、作品をみたひとの感想に注目していきたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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