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尼神インターがセクハラ被害告白「お笑い界はヒドい男社会だ」と批判の声多数

出典元: 吉本興業 尼神インター

女性お笑いコンビ・尼神インターの誠子(28)と渚(33)の2人が、25日に関西地区で放送されたトーク番組『特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)に出演。

これまでに男性芸人から受けたセクハラ行為について、一部実名で告発した。

国会議員のセクハラ好意が問題になっているという話題を取り上げた際、誠子が「私も同じ経験があって……」と切り出し、横にいた先輩芸人のFUJIWARA・藤本敏史(47)からボディタッチをされることが嫌だと告白した。

「すごいボディタッチが多いですよ。肩とか触って『おはよう』とか、気軽に女性芸人を触ってくる。嫌です、こんな顔のデカい人に」と語った。

また、渚も以前、エレベーターの中とか舞台袖の暗い所で、藤本ではなく別の先輩芸人からセクハラを受けたことを告白。

来ていた柄物のシャツに対し、「この服、すごい柄やな」と言いながら指で胸を触ってきたという。

その先輩に対し舞台上で直接「アンタ、頭おかしい!」と抗議したが、「(お笑いの)ボケや」と返されただけで済まされたと語った。

女性芸人へのセクハラに非難殺到!

男性の先輩芸人から受けた被害について、女性向けのネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、当然のことながら批判が集まっている。

「女芸人は軽く扱われるんだろうね。最悪」

「肩をポンと叩かれるくらいは……と思ったけど、本人が嫌ならハラスメントだもんね。胸は言語道断」

「渚は淡々としているけど、感覚は一般人だから嫌な事は嫌なんだろうな」

「誠子はネタとして言ったと思う」

「誠子とか(中略)下ネタのネタやってるから、ますます安易にセクハラされそう」

誠子の方は、実際に横に居た藤本に対して発言しており、「顔のデカい人」とオチを付けているために笑いに転化させていた。

また、渚もエピソードの最後に「それ以降(その先輩芸人は胸を)触ってこない。触ってこいや!」と、お笑い番組がゆえにオチを付けていたが、多くの人は相手の先輩芸人に怒りを覚えたようだ。

笑いになればなんでも許される?

誠子の件については、一般社会でも男性側がスキンシップの一環だと主張することは多いが、もはやそれは許されない社会になっている。

渚の件に至っては舞台の外で起きたことであり、本人も「観客がいる所でのボケは成立しない!」と抗議したが、その通りであろう。

そもそも、舞台上で笑いにつながれば、セクハラをしても良いという風潮も今や通らなくなってきている。

「『お前みたいなブス本気で狙うわけないだろ』で片付けられるのって辛いよね。美人でもブスでも同じように嫌に決まってるのに」

「そしてセクハラされた女を悪者にする男ども」

「お笑いは男社会だからセクハラとか酷いだろうね。色々屈辱的な扱いを受けてる女性芸人は沢山いるんだろうな」

「男は下心満載でも、女芸人にドン引きされれば、芸人なら笑いで返せやって言われるわけでしょ?卑怯だよね」

あくまでもお笑いの一環として語られたエピソードではあるが、お笑い芸人の業界が男性社会であることが改めて浮き彫りになってしまったようだ。

 

真島リカ(まじまりか)

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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