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浅野忠信、父親の逮捕に自ら触れる斬新対応?大正解と称賛された理由って?

出典:ANORE INC.公式サイト「浅野忠信」プロフィール

2017年12月6日に投稿された俳優の浅野忠信(44)のTwitterが話題になっている。

浅野の父で、浅野が所属する事務所社長の佐藤幸久容疑者が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことが今月5日に発覚。浅野は、父の逮捕を受けて5日深夜に事務所の公式サイトで「僕も身内の1人として驚き、また心配もしております。父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった1人の父ですので、今は父のとても気がかりです」とコメントを出していた。

公式サイトでコメントを出したものの、逮捕発覚以降はTwitterの更新がされておらず、どんなことばが最初にツイートされるか注目されていた。関心が集まるなかで6日18時半過ぎに更新されたのが「息子が刑事役やってる時にお父さんは何考えてんでしょうか?!と言うわけで落ち込んでる暇はありません!刑事ゆがみは今日も頑張ります!」というツイート。このツイートは瞬く間に拡散されて、現在までにコメントが1000件以上寄せられ、約5万リツイートされている。

浅野が主演している現在放送中のドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)にも父親の逮捕が影響するのではないか?と憶測が広がるなかで更新された浅野のツイートに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

軽すぎる?親がしたことなら関係ない?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「軽すぎる……そのノリは違うんじゃない?」
「”父がお騒がせしております”くらい言えないのかな。息子が謝る必要はないけどさ、この軽さはなんなんだろう」
「不覚にも笑ってしまった。心配してたけど、安心した!」
「親の不祥事で神妙に謝罪もあほくさいからこれで良いんじゃない?育てた側じゃないし」
「子がしたことなら親の教育とかいわれるんだろうけど、いい年した親がしたことは子には関係ないことだもんね」

父親が逮捕された後のコメントとしては”軽すぎる”として、この対応は正解なのか?と疑問を感じたようなコメントもいくつかあったが、好意的に受け取ったひとからのコメントが多くみられた。

確かに軽さはあり、浅野の子供が逮捕されたとなれば、親である浅野が責められても仕方がない。しかし、今回のケースは父親。子供が責任をもつ必要がなく、明るく触れたことで心配するファンへの気遣いを感じられたようだ。

スルーしないのが斬新?周囲に気を遣わせないのがすごい!

浅野のTwitterが支持された理由はどこにあるのだろうか。

「浅野は悪くない。ツイート素直でちょっと見直した。頑張れ」
「いい意味で日本人らしくなくて好感もてるリアクション!大正解!」
「余裕×ユーモア=浅野忠信。なんかこの感じ、芸能人ぽくなくて好きだな」
「あまり大人にならなすぎずの対応、良いと思う。よく芸能人って自分や自分の周りに何か起こったら沈黙の場合がほとんどだけど、自ら触れるのは斬新」
「親の罪を子供が謝れって意見はおかしいと思う。息子は辛いに決まってるし、それでも周りに気を遣わせない為の振る舞いがこのツイートになったと思う」

著明人には表に立つ人物として、模範的であることが求められている節がある。影響力を考えれば当然のことだろう。そうであるにも関わらず、著明人が不祥事を起こすニュースや、その家族が問題を起こしてしまうことが度々ニュースになっている。

本人が問題を起こしたなら謝罪は必須であるが、家族の場合は複雑である。事件や問題そのものに関係はないとしても、コメントを求められて謝罪したり、テレビ番組に出演した際も、共演者らが遠慮しすぎて異様な雰囲気になってしまうケースもある。

家族がどこまで責任をもつのか、どんな対応が正解かの判断は難しい。注目が集まるなかで、しっかりとした文章を公式サイトに掲載したあとに、自ら父親のことに触れつつ、ドラマへの影響を心配するファンの不安を取り除いたコメントを出せた浅野の機転が評されるのも納得である。

明るく振る舞っている浅野も、父親が逮捕されて平気なはずもないだろう。しばらくは慌ただしく、気苦労もあるかと思われるが、浅野が演技に集中できる環境が1日もはやく整うことを願いたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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