ベッキーが女性誌でエッセイ新連載、隠れた戦略に購入ボイコットの声相次ぐ

タレントのベッキー(33)が7日発売の30代女性向けファッション雑誌『InRED』(宝島社)1月号からコラムを連載することとなり、話題となっている。
コーナーのタイトルは「ほっとする。」で、ベッキー本人が命名したものであり、女性雑誌の連載は約4年ぶり。
インタビュー形式のものではなく、毎月1,000文字程度の原稿を自ら執筆する形式となっている。
ベッキーは、「できるだけ飾りっ気のない言葉で、その時感じたこと、思ったことを綴っていきます」と、等身大の自分を表現するという意気込みを語っている。
不人気の女性層へイメチェンをアピール?
ベッキーがかつて多くのバラエティ番組で活躍していた時は、好感度が高い優等生キャラであり、岡村隆史(47)から「ベッキーってサイボーグみたいやったからね。仕事ずーっとしてて」と評されるほどの完璧なタレントぶりだった。
しかし、不倫騒動により実質的な休業を余儀なくされた後、特に女性人気は下降しており、再びテレビ番組への露出を増やすには、女性からの人気回復が不可欠と言える。
今回の起用は女性に対するイメージアップを図ったものと考えられる。
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、今回の起用に関して批判的な意見が多く集まっている。
「ベッキーから元気いっぱいの優等生キャラを引いたら何も残らないと思う。悪女キャラでもないとしたら何を売りにするつもりなんだろう」
「もう引退以外は何をしても叩かれてしまうな」
「この人の人生観とか恋愛観とか誰が興味あるのかな。よくいる不倫女とやってる事変わらないけど……」
「よりによって『ほっとする』は、ナイ」
不倫相手だった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(29)は普通に音楽活動を再開し、他に不倫を行っていた男性芸能人が特に謹慎などもなく活動できている現状では、ベッキーへの対応はやや厳しめに見えなくもないが、果たして等身大を語ることに需要があるのか、先行きは不透明だと言えよう。
雑誌購入を辞めるという声も
また、実際に『InRed』の読者である女性からも、批判的な意見が集まっている。
「よりにもよって主婦世代対象の雑誌に出るなんて。クレーム殺到してすぐ打ち切られそう」
「InRed好きだったのになぁ。もう買わない」
「読者を敵に回すような自殺行為だと思う」
「InRed世代じゃないけど付録がいいの多くてたまに買ってた、でもお別れの時が来たようだ」
「美容院にいくと必ずInRed置かれるんだよね。もう見たくないな」
楽曲やエッセイ本などであれば「嫌な人は買わなければ良い」、地上波のテレビ出演であれば「タダなので観なければ良い」で済むことだろう。
しかし、付録や他の特集が目当てで買うという雑誌の場合は、「そのページを飛ばせば良い」と納得する人は少ないであろう。
果たして今までとは違う「自然体」、「ありのままの自分」を表したコラムが、同世代の女性に受けるのかどうか、注目となりそうだ。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。