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ガキ使でタイキック、ベッキー本人は感謝もネットでは賛否両論

出典元:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」公式サイト

毎年大晦日に放送される人気番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんでSP』(日本テレビ系)にゲスト出演したタレントのベッキー(33)。

番組内でベッキーは「逆ドッキリ」にかかってしまい、これまでの騒動の”禊”として女性選手からタイキックを食らった。

ベッキー本人は、今月6日深夜放送のラジオ番組『ミッドナイト・ダイバーシティー〜正気のSaturday Night』に出演し、「年末のバラエティー番組の代表格なので、そこに出演させてもらってうれしかったです。逆ドッキリされるっていうのもね、タレントとして本当にありがたかったなと思います」とコメントした。

このコメントからは、ベッキー本人はそれほど気にしていないように思えるが、ネットでは賛否両論。「ベッキーにキック痛打」「国連、憲法の視点からも最悪」などといった記事も話題を集めている。

「過剰反応に注意」「面白かった」意見多数

今回の一連の騒動、ネットユーザーはどう受け止めているのだろうか。Yahoo!ニュースのコメント欄には、「騒ぎすぎでは?」「普通に面白かった」など、それほど気にしていないという人からの投稿が集まっていた。

「台本通りでしょ。特に問題はない」
「いろいろ騒動になってるけど、良かったと思う人の方が多いはず」
「まあ美味しくしてもらって、そりゃありがたいだろう」
「芸能人からしたら逆ドッキリってかなりおいしいと思う」
「マスコミが追い込んだ時はタイキックの何倍も辛かったろう」
「ゲス(ゲスの極み乙女のボーカル・川谷絵音(29))が蹴られたら面白かったのに」
「窮屈だなぁ」
「この数年、何やってもクレームですね」
「なんでも差別かよ」
「本人が感謝してるようではもう何も言えないだろ」

芸能人からしてみれば、今回の逆ドッキリは相当「美味しい」のでは、という意見が目立った。

特にベッキーは2015~16年にかけての不倫騒動でテレビへの出演も減っているという背景もあり、なおさら人気番組への出演はありがたいものだったのではないだろうか。

「いじめで笑いを取っている」番組への批判も

一方で、ベッキーの件も含め、同番組の姿勢に異議を唱えるネットユーザーも。Facebookではこんな意見が。

「いじめの論理で笑いを取っている」
「人が痛がっているところを笑う、というのが理解できない」
「ありえない」
「流石にやりすぎだと思う」

こういった意見がネットが普及したことでより表に出るようになったことで、良くも悪くもテレビ番組が「無難なもの」に変わっていった、と言えるだろう。

テレビ番組を作っているのも、見るのも人間である。すべての人に好かれるコンテンツを作るのは難しい。昔のようなバランスで番組を作れる時代ではない。

作り手と視聴者両方が「ちょうど良い」距離感を保たなければ、今後テレビ業界はますます衰退していくのではないだろうか。

文・小森ミタカ
フリーライターとしてエンタメを中心に様々なジャンルの記事を執筆。話題のニュースを「いち早く」「わかりやすく」伝えることを目標に日々活動している。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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