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櫻井翔、フィギュア銀の宇野選手の本音を引き出すインタビューに称賛の声

出典:日本テレビ『NEWS ZERO』公式サイト

「嵐」の櫻井翔(36)が、19日に放送された『NEWS ZERO』(日本テレビ系)にて、平昌オリンピックの男子フィギュアスケートで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(20)にインタビューを行い、その様子が話題になっている。

宇野選手は、オリンピックについて「最後まで特別なものだと感じなかった」と語り、「メダルをとっても他の試合とあまり違いを感じられないです」と感想を述べる。

これに対して櫻井は、自身も以前は目標を設定していたが、ある時から”意味がない”と感じるようになり「目の前のことを、ひとつひとつやることでしかその道は開けないなというような感覚があったんですね。宇野選手にとっていかがですか?」と、実体験を交えながら宇野選手の本心を探るように質問。

すると宇野選手は「本当にその通りで」と、櫻井に共感。周りが”オリンピックは凄い”というから自分もそう感じていたが、それよりも「いつしか目の前の試合にどんどん集中していけば、結果的に今に至るなって思います」と、オリンピックだけが特別なのではなく、全ての試合に同じ覚悟で挑んでいるという気持ちを明かした。

櫻井の行ったインタビューに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

誤解されそうな宇野選手の発言を見事にフォローした櫻井

Twitterでの反応はこちら。

「宇野昌磨選手の言葉が一人歩きしそうで嫌だなって思っていたときに、櫻井翔さんのインタビューを見て、別にオリンピックを軽視してるわけじゃなくて、全ての目の前の試合に対して全力を尽くすことを大切にしてるんだってことが少しでも多くの人に伝わればいいなと思った」
「誤解されそうな宇野くんの想いを、自分の経験談を例にして視聴者の理解を助け、さらに宇野くんの自身の言葉で補わせた」
「やっと天然子供扱いしないキャスターが現れてくれたのね!」
「誰かフォローしてくれないかなって思ってたところ、翔くんが宇野くんの言葉の意味をしっかり汲み取っていい意味に変換してくれた!何だかホッとした」

宇野選手が銀メダルを獲得した後の飄々とした口ぶりから、SNSでは「オリンピックも特別じゃないんだ。だから緊張せずに滑れたのかな?」というイメージが広がっていた。

もちろん”肝が据わっている”というように、良い意味に受け捉えらえた人が多数だが、宇野選手を長く応援してきたファンの中には「オリンピックを軽視していると思われたらどうしよう」という不安を感じる者もいた。

また、宇野選手の容姿や言動から、ひとりのアスリートというよりも”天然の子ども”扱いをされているような雰囲気も少なからずあった。

リスペクトを持って向き合い、見逃されがちな”アスリートとしての宇野選手”の言葉を引き出した櫻井が世間から絶賛されるのも当然だろう。

アイドルの櫻井だからこそ宇野選手の本音を引き出せた!?

今回の櫻井のインタビューは絶賛された訳だが、オリンピック関連のキャスターに決定した際の反応は良いものではなかった。

ネット掲示板ガールズちゃんねるに寄せられていたコメントはこちら。

「オリンピックのときくらい、ちゃんとアナウンサー使って欲しい。何のためのアナウンサーだよ」
「そもそもスポーツも知らないでしょ」
「そろそろ嵐は飽きたよ。かといって他のジャニーズも嫌。カッチリした人にお願いしたいね」

櫻井のレポートに期待できない理由が”アイドルだから”というのは手厳しいが、オリンピックの魅力を伝えるならスポーツ専門のアナウンサーに任せるべきだという意見が多く寄せられていた。

しかし、今回のインタビューで宇野選手のアスリートとしての本音を引き出せたのは、櫻井がアイドルであったからこそとも言われている。

「常に期待されることや、どんな状況でも立ち続けるということを知ってる人による、意味のあるものだった」
「色んなことを乗り越えてきた櫻井くんだから、宇野くんの伝えたいことが分かったんだろうね」
「10代の頃から注目されて、期待に応えないといけないっていうプレッシャーを受けてきたアイドルにしか言えないことだろうね」

アイドルとフィギュアスケート。ジャンルは違えど、プレッシャーの中で結果を期待される2人にしか理解できないことがあったのかも知れない。前評判の悪さや、偏見をみごとに覆した櫻井。これからの活躍が楽しみである。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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