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大杉漣さん、信じたくない…突然の訃報に驚きと悲しみの声

出典:ZACCOオフィシャルサイト「大杉漣」プロフィール

2018年2月21日午前4時頃、俳優の大杉漣さんが急死した。66歳だった。

大杉さんの長男で写真家の大杉隼平さんの話によると、大杉さんは20日に千葉県内でドラマの撮影をしており、撮影後に不調を訴えて向かった病院で急死した。

大杉さんの訃報を、隼平さんは仕事で新潟県に滞在している時に知り、急いで新幹線で帰京。これまで大杉さんは病気をしていた訳でもなく、亡くなる3日前も一緒に食事をしたが、その時にも変わった様子はなかったとのこと。

隼平さんは「元気な状態から体調が急変してしまって……。急なことで頭の中の整理がつかない」と語り、「役者をやってる以外は普通の父親。急なことで混乱していて、いないことが信じられない状況です」と、集まった報道陣に気丈に対応した。

大杉さんの突然の訃報に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

嘘でしょ?信じたくない……

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「あまりにも突然すぎて何がなんだか。バイプレイヤーズ、あんな元気だったのに……」
「本当にびっくりした。悲しすぎる。お悔やみ申し上げます」
「大好きな俳優さんだからすごいショック。まだ若いのに……」
「驚きと悲しみで混乱しています。ウソでしょ大杉漣さん……」
「衝撃すぎて信じられない。ねぇ、悪い冗談じゃないの?信じられない。信じたくない!」

突然の訃報に驚き、まだ信じられないという状態の人が多い。

大杉さんは現在放送中のバラエティー番組や、テレビドラマに多数出演しており、病気を感じさせる様子も見えなかった。なんの前兆もなく、ただ「急死」と聞いたところで、受け入れられるはずもない。

大杉さんは名脇役として、独特の存在感を放ちつつも、まるで「そこに存在している」かのような、不思議な安心感を感じさせる役者であったと思う。

私たちはこれから、段々と大杉さんが”もういない”と実感していくことになるのだろう。突然の別れはあまりにも悲しすぎる。ご冥福をお祈りしたい。

著名人からのお悔やみが続々と……

劇団に所属して舞台俳優として活動していた大杉さんにとって、北野武監督(71)との出会いは大きな転機となった。

本格的に映像作品へ進出を始め、1993年に公開された映画『ソナチネ』以来、北野作品の常連となった大杉さん。北野監督にとってもまた、大杉さんは特別な存在であり、訃報を知った時の北野監督の様子を東国原英夫元宮崎県知事(60)がTwitterで伝えている。

「大杉漣さん急死の報が飛び込んで来た。本当に吃驚である。丁度、TVタックルの収録が終わったばかりで、師匠も全ての動きが止まっていた。詳細はまだ分からないが、ご冥福をお祈り申し上げたいと思う」(2018年2月21日@higashi_kokuba)

また、大杉さんが急死する直前まで撮影していた現在放送中のテレビドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(テレビ東京系)の共演者、遠藤憲一さん(56)、田口トモロヲさん(60)、松重豊さん(55)、光石研さん(56)らが連名でコメントを寄せている。

「最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました。バイプレイヤーズ一同 遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研」(テレビ東京公式サイト)

この他にも、大杉さんと親交のあった著名人やメディア関係者から続々とお悔やみの言葉が寄せられている。重ねてお悔やみを申し上げたい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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