大杉漣さんの遺族に2度インタビューを要求か、フジテレビに非常識との声も

出典:ZACCOオフィシャルサイト「大杉漣」プロフィール

Webサイト『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)が23日報じたところによると、21日に急逝した大杉漣さん(享年66)の親族に対するフジテレビの取材方法について、多くの批判が集まっている。

訃報を受けてマスコミ各社が大杉さんの家に急行し、張り込みをしていた時、長男でカメラマンの大杉隼平さん(35)が仕事先の新潟から帰京されたため、インタビューを受けることになったという。

しかし、その時に来ていたテレビ局は、ワイドショーを放送している在京キー局では日本テレビ、TBS、テレビ朝日の3社で、フジテレビだけが遅れて到着したが、すでにインタビューは取り終えた後だったという。

自分の所だけインタビューが取れないのがまずいと思ったからか、フジテレビのスタッフは再度同じ内容を話して欲しいと隼平さんに要求。

普段から父親がテレビ局にお世話になっていたという恩義を感じながら、全く同じ内容を同じ場所では話せないという理由で近くの公園に場所を移して、インタビューに応じたという。

遺族へのインタビューは必要か

当然、隼平さんはインタビューの時間を事前に約束していたわけではなく、インタビューのタイミングでその場に居なかったのは、フジテレビの責任である。

今回の要求に対して、YAHOO!ニュース掲示板では批判的な意見が多数並んでいる。

「なにをやっても駄目なフジテレビ。そもそも遅れてくるからあかんのやろ」

「とりあえず『とくダネ』、『グッデイ』、『バイキング』で流れる息子さんのインタビューは、そういう下衆行動の上での認識で観たらいいんですね」

一般的に新聞やテレビ局では、大きなニュースが発生した場合に、自分の所だけが報道のチャンスを失うという状況となる「特オチ」を嫌う傾向が強い。

これが横並び体質と批判されている原因でもあるが、今や朝から晩まで情報番組だらけの地上波で、各局同じような映像を流す必要があるのか、疑問が残る。

また、フジテレビに限らず、そもそも遺族に対してすぐに心境を聞こうとすること自体が良くないのではないかという意見もある。

「同じ話をもう一度と頼み込むフジも非常識だけど、家まで行って父親を亡くしたばかりの息子にインタビューするという点では他の局も非常識」

「フジテレビじゃなくて、他局でもやりそうだと思う。テレビ業界、思い上がりすぎ」

「まぁ100%無いけど、本当にご長男の心中を察するのであれば、先着のキー局たちは最初に撮った画をフジに分ければ?」

報道を軸にして本当に立て直せるのか?

最近のフジテレビは、プライムタイムなどの視聴率が民放4位となることが多く、テレビ東京と順位が入れ替わるのも目前と言われているほどの低調ぶりである。

その現状を打開すべく、数々の長寿番組を打ち切ってでも、4月からは朝・夕方・深夜のニュース番組をすべて『プライムニュース』というブランドに統一し、報道番組を軸に立て直すと宣言している。

しかし、『情報プレゼンターとくダネ』では三浦雄一郎さん(85)に対し、既に亡くなられたかのようなテロップを誤って出したり、相次ぐ誤報が原因で2月にはBPO(放送倫理・番組向上機構)から放送倫理違反があったと発表されたりしている。

23日の定例社長会見では、報道担当の岸本一朗専務が「全社ベースで危機管理意識の徹底を図ることはもちろんだが、(中略)業務フローを見直しを1つ1つ検証していく。それでチェックシステムを構築していく」と説明したが、視聴率も信頼も回復への道はかなり険しそうだ。

 

真島リカ(まじまりか)

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。

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