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中村江里子、子どもの国籍問題に直面で涙も疑問の声殺到「最初から分かってたこと」

出典:中村江里子オフィシャルブログ

フリーアナウンサーの中村江里子(49)がブログで自身の子どもの国籍問題に触れ、物議を醸している。
2000年にフランスの実業家と結婚し、現在、フランスを拠点に活動している中村。3人の子を持つ母としても知られており、日本に住んでいるとなかなか触れることのできないフランスでの暮らしがつづられたブログは女性を中心に注目を集まってきた。
そんな中村にいったいなにがあったのだろうか。

ネットからは批判殺到!「悲しむ意味が分からない」の声

中村は23日に自身のブログを更新し、長女のスマートフォン修理のためにショップに足を運んだ際のエピソードを披露。それによると対応してくれた男性店員が日本好きだったようで、中村と長女が日本語で会話しているのを聞いて「マダムは日本人ですね!」「いいなあ~~~日本大好き!」と話しかけてきたそう。

また、その店員は続いて長女に「じゃあ、君は日本とフランスのどちらの国籍を取るの?」と問いかけてきたという。フランス人の父を持つ中村の子どもは現在日本とフランスの二重国籍を持っていることになるが、日本では二重国籍は認められていないため、22歳までにどちらか選択しなければならない。

長女は質問に「まだわからないけれども、多分、フランス・・かな?」と返したというが、店員は「僕だったら迷わず日本を取るよ。日本人になりたい!」とアドバイス。熱い日本愛を語ってくれたことをつづった。

中村はこの出来事に対し、「嬉しいけれども、現実をつきつけられました」と心境をあらわに。子どもたちが将来国籍を選ばなければならないことに関して、「今から考えるだけで動悸がしてきて、胸が苦しくなって・・・涙が出そうになります」といい、国籍の選択に対して反対意見を持っていることを明かした。


最後には「まだ先だけど、あっという間ですね」とつづり、「もうみんな、このまま年を取らなくていいよ!!って思ってしまいます(笑)」と子どもの国籍選択についてあくまでいい印象を持っていないことをあらわにしていた。


このブログに対し、ガールズちゃんねるには批判の声が集まっている。

「産む前からわかってる事なのになんで今更動悸がするの?」 
「まあそれは仕方ない。結婚する時に解かっていたはず」 
「産む前から知っていたんじゃないの?」 
「何を言ってるのだろう?国籍2つほしいなんて欲張り!苗字さえ結婚したら一つしか選べないのに」 
「日本は二重国籍を認めていない。ただ、それだけ。メリットとデメリットをちゃんと言ってから主張してくれないとただの自分勝手だとしかいいようがないと思う」

親がネガティブなイメージを持って子どもに情報を伝えると、子どもが国籍選択に対するメリットを理解しないまま22歳を迎えてしまう可能性もある。最初から分かっていることに対して今更ながらに「涙が出る」ほどの悲しみがあることに驚く声が多くあった。

中村は心情的なデメリットばかり主張?国籍を選ぶのは子ども自身の問題

二重国籍についてはメリット、デメリット両方あるが、日本で認められていないのは確か。その状況を知っていたのにも関わらず今更ながら「現実をつきつけられた」という言い回しに違和感を感じるガールズちゃんねるユーザーも多かった。

「どちらの国籍を選んだからって親子であることには変わりないよね?」
「パパとママの国籍を選ばなきゃいけない=パパとママどっちを選ぶ?って話でもないでしょう。そもそも子供をその環境に置いたのは自分だよね」
「子どもさんがどちらを選ぶのか、色んな意味で楽しみに思うべきだと思う。親のふるさとって、子どもにはぜんぜん関係ないんだよね。子どもが親の所有物でないことの、最初の証明だよ」

国籍問題はデリケートな問題のひとつではあるが、だからこそ悲しんでばかりではなく、正しい知識を身に付ける必要があるのだろう。

福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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