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元NHK登坂アナ、セクハラを謝罪もネットでは「もうテレビに出ないで」との声

出典:ホリプロオフィシャルサイト『登坂淳一』プロフィール

15日、フジテレビ系で放送された『ワイドナショー』に、元NHKのアナウンサーで、現在はフリーの登坂淳一アナ(46)が出演した。

登坂アナは、今年1月にNHKを退社してフリーになり、4月からフジテレビ系の情報番組でキャスターを務めることが決定していた。しかし、キャスター就任発表直後に、一部メディアで過去のセクハラ問題が報じられて、新番組の出演を辞退していた。

今回の『ワイドナショー』の出演は、登坂アナにとって初の民放番組出演であり、セクハラ騒動後のはじめてのテレビ番組出演になるため、出演が分かった時点から多くの注目を集めていた。

この日の放送は、レギュラー出演している、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(54)が「麿と呼んでいいのか……”下り坂さん”なんじゃないか」と、登坂アナがNHK在籍時にファンに呼ばれていた愛称と名前を絡めて、ツッコミを入れてスタート。松本のツッコミに、登坂アナは「状況的にはそうなってますね」と苦笑いで答えた。

そして、進行役の東野幸治(50)が登坂アナの経歴を紹介して、2011年に登坂アナがNHK札幌放送局に勤務していた頃に、番組の打ち上げの際に女性キャスターに対するセクハラ行為があったことに触れると、登坂アナは「酒に酔っており、さらに体調もよくなかった」と明かして「すみません」と謝罪した。

松本が登坂アナの説明を聞いたあとに「体調がよくないとエロになるの?」といじった後は、セクハラは「人によって捉え方が違う」などと、出演者らでトークする流れになった。

登坂アナが出演した『ワイドナショー』に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

セクハラは事実だったんだ……セクハラを笑いにしてほしくない!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「男同士って、女性がらみのことは結局笑いごとで済ませるんだね」
「セクハラしたことを、適当な笑いにしてほしくない」
「事実だったんだ……キモい。普通に認めてたからビックリした」
「被害者がいる事件を茶化すのはあかん」
「セクハラした側は、人生になんの影響もないんじゃん」

登坂アナが『ワイドナショー』に出演するとなれば、セクハラの件に触れない訳にはいかない。

しかし、セクハラは不倫やその他の問題とは別であり、ネタにしていいのか?ということが、ネットで問題視されていた。

視聴者の感想を見ると、やはり「笑いごとにするべきではない」という意見が多く、登坂アナが過去のセクハラをあっさりと認めて謝罪したことに驚いた人もいたようだ。

そして、セクハラをした人がテレビ番組に出演できてしまったことで「セクハラをしても人生に影響しないのか」と、呆れたコメントもあった。

登坂アナが出演したことに話題性以外のプラスの面があったのかどうか疑問である。

登坂アナには、もうテレビに出てほしくない?

登坂アナが、番組内で「今後はバラエティー番組にも出演したい」と語ったことにも意見が集まっている。

「ごめんなさい。公共の電波でセクハラする男の顔を見たくないな」
「被害者のメンタル最優先だよね」
「なんか気持ち悪くなった。セクハラする人だって聞いてから、もう受け付けない」
「気持ち悪い。テレビ出て来ないでほしい」
「いくら言い訳してもアウト。気持ち悪い。テレビはこれっきりにしてほしい」

登坂アナが他の番組に出演すれば再度セクハラについていじられることが予想される。登坂アナがセクハラに関する質問を容認したとしても、セクハラには被害者がいることを忘れてはいけない。

被害を受けた女性が、登坂アナについてどんな考えを持っているのかは不明である。しかし、登坂アナが自分に対してした行為をいじられる機会があることを好意的に受け取れるだろうか。

また、当事者じゃなくてもセクハラをネタにされているところを見ることに嫌悪感を抱く視聴者も多い。

登坂アナの今後は、NHKを退社したばかりの頃のように期待に満ちたものではなく、厳しい道のりとなることだろう。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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