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荒川静香、世界フィギュア殿堂入り!ネットでは選考基準に疑問の声

出典元:荒川静香オフィシャルウェブサイト

17日、プロフィギュアスケーターの荒川静香(36)が、世界のフィギュアスケート殿堂入りを果たしたと発表された。

世界フィギュアスケート殿堂は、アメリカにある「世界フィギュアスケート博物館と栄誉の殿堂」が授与・管理を行っている。

その発表によれば、荒川静香の功績は2006年のトリノオリンピックで日本人選手として五輪フィギュア史上初の金メダルだっただけでなく、トリノオリンピック全競技の中でも日本人唯一の金メダルだったことを挙げている。

殿堂入りの基準って何なの?という声が

この発表を受けて、ネットの掲示板ガールズちゃんねるでは以下のような声が多く上がっている。

「荒川静香が殿堂入りなら、プルシェンコや羽生結弦や浅田真央は神扱いだよね。」

「無難な演技をして金メダル取った印象しかない。」

「まだ安藤美姫の方が納得出来るんですが…。腐っても世界選手権二回優勝はすごい。」

「選考基準がよくわかんないな。アジア女子、初の五輪金メダルってところかな?」

「何で今?とか、凄い成績を残してる海外の選手が入ってないのになぜ荒川さんが?とか色々疑問はあるけど、ワールドで何回優勝しようが、ナショナルで何連覇しようが、1度の五輪金には敵わないという事なのかな」

しかし、殿堂入りの基準は、フィギュアスケートの発展に大きく貢献したことが第一条件で、さらにアマチュアを引退してから5年以上経過していなければならないとされている。

そのため、金メダルはもちろんだが、フィギュアスケートを支える活動が評価されなければならない。

やはり仙台のスケートリンク復興への言及が大きな功績か

フィギュアスケートの実績だけを見ると、他の選手の方がすごかったのではといった声もあるが、荒川自身が育った仙台のスケートリンクが経営難で閉鎖に追い込まれたことを言及し、その発言をきっかけにリンクが復活した経緯がある。

「荒川さんの一番の功績は、仙台のリンク復活のきっかけを作ってくれた事。オリンピックの金メダルを取って、その記者会見の場で仙台のリンクが閉鎖され、子供たちの練習場所が無くて困っていることに言及してくれた。この発言をきっかけに県や市が動いてくれて、アイスリンク仙台は復活。ノービスだった羽生選手もスケートを続けることが出来、オリンピック二連覇に繋がった」

「荒川さんが仙台のスケート環境悪化に危惧の声をあげてくれたからアイスリンク仙台は復活した。荒川さんがいなかったら羽生選手は競技を続けられなかった金メダリストが何をすべきかお手本を示してくれたことが素晴らしい」

この発言については、荒川の発言がきっかけだったものの、実際は当時仙台職員の宍戸氏が自分の足でスポンサーを探し、やっと数年後にリンクが復活したので、あくまできっかけにすぎない。

しかし、それでもその発言なしには現在の羽生結弦は存在しなかったかもしれないと思うと、感慨深いものがある。

プロ選手転向後も外科医と結婚、女児を出産と順風満帆な荒川は、今回の殿堂入りで世の女性の嫉妬の声も届きそうにない場所に行ってしまったのではないだろうか。

渡海ひなた(わたるみひなた)

芸能ライター/旅を愛する自由人。日々得意の芸能ネタ探しも欠かせないライフワークのひとつ。どちらかというと、毒舌コメントよりも人の心を温かくするハートウォーミングなエピソードを好む。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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